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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科40巻9号

1986年09月発行

雑誌目次

先進医療—日常診療へのアドバイス 特集 リプロダクションと凝固線溶系

妊娠と血液凝固因子

著者: 鈴木重統

ページ範囲:P.655 - P.660

 凝固・線溶・キニン系は,いずれも多数の血漿蛋白質より構成される反応であるが,ひとたび活性化されると,生体に対して細胞障害,白血球遊走,止血血栓溶解などの多岐にわたる作用をおよぼすものである。
 本稿では,Reproductionをめぐる問題をとりあげ,凝固因子とカリクレイン—キニン系(以下K-K系)の意義をのべてみようと思う。

排卵・受精・着床と線溶現象

著者: 中林正雄 ,   坂元正一 ,   武田佳彦

ページ範囲:P.661 - P.663

 線溶現象(線維素溶解現象,fibrinolysis)とは,プラスミノゲンがプラスミノゲンアクチベーター(PA)によってプラスミンという酵素に活性化され,このプラスミンがフィブリンを溶解する現象のことである。線溶現象は一度固まった血液を溶解して血流を保つという機能だけでなく,最近の酵素学的研究の進歩にともない動脈硬化,炎症,腫瘍の増殖,生殖生理などの生命現象に密接に関与していることが知られてきた。
 本稿ではリプロダクションの原点である排卵・受精・着床に線溶現象がどのように関与しているかについて概説する。

血小板—その機能と代謝

著者: 松本隆史 ,   金丸恵子 ,   沢木泰仁

ページ範囲:P.665 - P.669

 血小板(platelet)は,血球として最後に発見された円盤形の細胞で,血管内にあって止血機構の要(かなめ)の一つとして重要な役割を果たしている。最近,我が国で増加してきた血管性疾患や血栓性疾患の中には,血小板がしばしば血栓形成の引き金的な役割を演じていることが注目されてきた。産科領域においても,妊娠そのものが,凝固因子の亢進状態を背景にして,血栓好発傾向にあることが知られている。また,妊娠中毒症は,凝血学的には慢性の凝固亢進状態,すなわち,chronic DICの代表的な疾患の一つと考えられていることから,血小板系の関与が示唆されてきた。そこで,本稿では,血小板の機能発現にいたる過程の中で,血小板内におこる様々な代謝動態について,最近の知見に基づきその概要を述べるとともに,筆者らの成績から,妊婦血液循環の特性について若干の考察を加えた。

性周期に伴う線溶系および凝固系の変動—とくに子宮を中心として

著者: 雨宮章

ページ範囲:P.671 - P.674

 月経血が流動性を保ち,凝固しないという観察からはじまった女性の性周期と血液凝固・線溶系との関係についての研究は,近年の血液学の進歩に伴って次々と新しい知見が報告されている。そしてその凝固・線溶系の変動は,単に月経だけの問題ではなく,排卵現象,受精,着床,IUD挿入やPill服用時などのreproductionやcontraceptionなどと深い関連を有することが認識されつつある。これらの分野における論文は膨大な数になっているが,今回はその一端として,性周期に伴う線溶系および凝固系の変動について,子宮を中心として述べ,さらにIUD挿入時の変化などについても触れてみたい。

胎盤と凝固線溶系—とくに血小板凝集阻止作用をめぐって

著者: 相馬廣明 ,   佐山尚子

ページ範囲:P.675 - P.678

 胎盤では実に多くの蛋白やホルモンが産生されるほか,凝固促進因子や線溶抑制因子なども含まれ,産科学的に重要な止血機構に働いている。また妊娠時の子宮—胎盤間の調節機構や胎児のためのhomeostasisにも働くと考えられる。しかも最近の新しく胎盤から抽出された胎盤蛋白が凝固と線溶系の機序に働くことが次第に知られ,注目されて来ている。
 元来妊娠時には母体血の凝固因子の増量や線溶活性低下がみられ,母体血の血栓化傾向が知られている。これが単なる妊娠時の生体防禦機構なのか,分娩時出血に対処しての生体機構なのか必ずしも判然としないが,しかし胎盤内血流は絶えず流動的であり,妊娠中毒症などによる子宮—胎盤間接合部位の血管狭窄などによる減少が起きない限り,絨毛間腔内の血液供給は円滑に行われている。このような血液の流動性は,胎盤内循環血の血流速度やうず巻き形成による血球崩壊と,血小板凝集による血栓助長を来しやすい筈なのに,必ずしもそのような血栓化は一様に胎盤内には起きていない。この理由として,あるいは胎盤内において血小板凝集を抑制するような物質が生じており,それが働いているのではないかと推定される。たとえば血小板凝集阻止作用を有するPGI2(プロスタサイクリン)などは,重症妊娠中毒症時にはその産生が抑制され低下するという。そのPGI2を胎盤が産生するのかどうかを巡っての報告がある。

血液凝固線溶系と妊娠・分娩とのかかわり

著者: 寺尾俊彦

ページ範囲:P.679 - P.683

 血液凝固線溶系と生殖現象との間に密接な関係があることは,生理的出血である月経や分娩時出血の存在を考えただけでも明らかであるが,最近では出血,止血という面だけではなく血液凝固線溶系が排卵,授精,着床,妊娠の維持など生殖現象の一連のプロセスに深くかかわっていることが明らかとなって来た。
 血液凝固線溶系物質はステロイド・ホルモンがそうであるように,胎盤において積極的に産生され(表1),また同時に母体も非妊時とは全く異なるほど大量に血液凝固線溶系物質を産生し,母体のいわゆる全身性妊娠性変化と子宮胎盤系の局所性変化を調和させながら生殖現象に関与していることが明らかとなって来た1,2)

妊娠中毒症と凝固線溶系

著者: 武藤伸二郎 ,   テーアンソン ,   下地祥隆 ,   西望 ,   斉藤幹

ページ範囲:P.685 - P.689

 妊娠中毒症が妊産婦死亡率の大きな原因の一つであることは周知の通りである。その病態に関しては,多くの研究者が,これまでにいろいろの方面から追求し続けてきたが,その成因はいまだに不明である。
 血液学的見地からの妊娠中毒症の分析や対応は古くから行われてきた。即ちMaeckは1942年にすでにヘパリン療法を試みている1)。また成因に関しては,トロンボプラスチン様物質の母体血中遊離説(Shneiler 1942年,Page 1972年)2)やgeneralized Shwarzman pheno—men説(Maecky 1953年)3)などが注目された。血液凝固線溶動態については,Prichard, Woodfieldらの報告があるが,いずれもhypercoagulabilityまたは,慢性DIC(disseminated intravascular coagulation)と妊娠中毒症との密接な関連性を示唆している。また病理学的検索から腎内血管内凝固(intrarenal vascular coagulation)の所見がAber (1978年)4)により確認されている。

IUGRと血液凝固・線溶系

著者: 布施養慈

ページ範囲:P.691 - P.694

 近年,周産期医学の急速な進歩にともないIUGR (intrauterine growth retardation)に関する種々の研究がなされてはいるが,その病態はいまだ十分に解明されたとはいえず,病因をはじめ治療,予後に関しての疾病概念の確立がまたれるところである。IUGRは出生児の3〜5%にみられ,その成因はfetal hypoplasia (胎児発育不全)およびfetal malnutrition (胎児栄養失調症)に大別される。
 本稿はとくに血液凝固・線溶面からIUGRの特徴を検索した筆者の成績を中心に述べる。

Current concept

産婦人科と凝固・線溶系とのかかわり合い

著者: 真木正博

ページ範囲:P.647 - P.654

 昨年(1985),産婦人科領域と凝固・線溶・キニン産生系とのわわかり合いについて,「産婦人科領域の生殖機構におけるセリンプロテアーゼの意義と役割」と題する一著にまとめてみた1)。その要点は次のとおりである。
 (1)排卵や精r・の受精能獲得,受精,着床などの現象に,凝固,線溶,キニン産生系が密接に関ケーしている。

グラフ 目でみる胎盤の診断学・9

胎盤の異常(2)

著者: 小幡憲郎 ,   竹内正七

ページ範囲:P.646 - P.646

胎盤の腫瘍性病変
 絨毛膜血管腫 Placental Hae—mangioma, Chorangioma, Cho—rioangioma
 胎盤に見られる良性の血管腫瘍である。通常,胎盤胎児面の隆起性病変として発生するが,絨毛膜板下から母体面にかけて発生するものもある(図1)。本例は比較的硬く,灰赤色あるいは黄褐色調を示し,その割面は繊維性実質をもち,柱状,分葉状を呈し,周囲組織とは比較的明瞭に境界されている。
  組織学的には,①血管腫型,②細胞型,③変性型,に分類されるが,通常これらの混合型が多い(図2)。

図解 救急基本手技

腹痛・腹部膨満

著者: 川村泰弘

ページ範囲:P.695 - P.699

診療時のポイント
 ①救急時には,まず患者の脈拍,呼吸,血圧,体温,意識状態,顔貌,体位などのバイタルサインをチェックして,ショック状態の有無を確かめる。
 ②もし,ショック状態にあることがわかれば,静脈確保,輸液,輸血,酸素吸入,アシドーシス補正,ステロイドや昇圧剤投与など,ショックに対応することを最優先する。

思い出の写真

私の履歴書から

著者: 水野重光

ページ範囲:P.700 - P.701

 大阪市京町堀で開業していた叔父の奨めで医学を志し,旧制二高を経て東大医学部に入学した,専門は始めから決めていたわけではなく,卒業前に学内教室入局委員の説明を聞いて選び,昭和6年1月に磐瀬雄一教授の主宰する産婦人科教室に入局した。入局の際内職は一切まかりならぬと橋本矢一医局長から言われた。
 勤務は五つに分かれ,2〜3ヵ月毎に担当交代があったが,入局最初の勤務場所は分娩室で、1日に8〜10も分娩のある時代である,ハウプト・ネーベンが一組となり,3日に一度の24時間勤務である。私は加来道隆先生のネーベンになった。産婦人科臨床の実際を学ぶ最初の指導昔であった点で印象が深いが,加来先生は臨床に研究に,常に真摯な態度で望まれる努力家なので.分娩経過の観察,適応決定の判断,手技等に教えられること多く,お陰で医師としての基礎づくりにおいて有意義な第一歩を経験させていただいた。

講座 実地医家のためのホルモン講座 ホルモン療法の実際・9

多毛,男性化の治療

著者: 青野敏博

ページ範囲:P.702 - P.705

 女性において副腎皮質や卵巣からの内因性男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌が亢進するか,諸種の疾患に対して外来性にアンドロゲン製剤を投与すると多毛をはじめとする男性化症が起こる。
 男性化症状は血中アンドロゲンの濃度に比例してほぼ以下の順序で現われてくる。すなわち1)体毛の増加,2)顔面の発毛増加,3)月経異常,4)陰核肥大,5)筋肉発達,6)側頭部禿髪,7)低声,と順番の遅いものほど,高度の男性化といえる。

原著

性成熟期婦人における内分泌動態の風疹ワクチン副反応発現におよぼす関与について

著者: 藤本征一郎 ,   中園直樹 ,   田中俊誠 ,   菅原卓 ,   桜木範明 ,   花谷馨 ,   一戸喜兵衛

ページ範囲:P.707 - P.710

 性成熟期の健康婦人110人を対象に,高率にみられる風疹ワクチンの臨床副反応の減少を目的に,宿主の月経周期,BBT,血清プロゲステロン動態を中心とした内分泌環境を検索し,副反応発現率との関係を明確にしえた。この成績より,R-HI抗体陰性率の高い挙児希望婦人層(とくに22〜29歳)に風疹ワクチンを接種する場合,黄体期は妊娠の可能性と副反応発現率が高いことから避けなければならないものと結論された。

子宮頸部腺癌の臨床病理学的検討

著者: 山崎正人 ,   稲垣実 ,   広田義和 ,   佐藤安子 ,   本郷二郎 ,   尾崎公己 ,   建石龍平

ページ範囲:P.711 - P.714

 大阪府立成人病センターで治療を受けた55例の子宮頸部腺癌の臨床病理学的検討を行った。臨床期別に分けると,Ⅰ期は36例,Ⅱ期は10例,Ⅲ期は8例,Ⅳ期は1例であった。病理組織学的に検討した43例中,34例が頸管型,3例が類内膜癌型,6例が腺様嚢胞癌であった。初期癌及びリンパ節転移陰性例の予後は良かった。臨床期別のリンパ節転移の頻度はⅠ期25例中4例(16.6%),Ⅱ期7例中4例(57.1%),Ⅲ期2例中2例(100%)であった。扁平上皮癌に比して,Ⅱ期以上でのリンパ節転移の頻度が高い。原発巣の浸潤の深さとリンパ節転移の関係をみると,0.5cm以下では6例中1例(16.7%),0.5cmから1.5cmの間では16例中1例(6.3%),1.5cm以上の浸潤では12例中8例(66.7%)に陽性例が認められた。リンパ節転移陽性例10例中,4例は死亡,3例は再発した。早期発見の重要性が示唆された。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

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今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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