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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻1号

1987年01月発行

雑誌目次

境界領域の再評価とその展開 特集 Gynecologic Functioning Tumorとその外科的対応

絨毛癌の転移とその外科的対応

著者: 友田豊 ,   石塚隆夫 ,   後藤節子 ,   小林達也 ,   今泉宗久

ページ範囲:P.11 - P.14

 絨毛癌の治療成績は飛躍的に向上しており,最近では死亡率10%以下となっている(図1)。これはMethotrexate (MTX), Actinomycin D(ACTD)などの開発とその投与方法の改善,肺転移・脳転移に対する外科手術の適用ならびに脳転移に対する放射線療法の効果などによった1〜3)。絨毛癌の治療成績を転移例と非転移例に分けて示したものが図2である。非転移例では死亡率0%が既に達成されているが,転移例における死亡率は約25%あり,転移症例にいかに対処するかが絨毛癌の治療成績を向上させる上で重要な課題となっている。本稿では絨毛癌における転移の病態を明らかにすると共に,その治療法,特に手術療法について述べたい。

ホルモン産生卵巣腫瘍

著者: 寺島芳輝 ,   落合和徳

ページ範囲:P.15 - P.20

 卵巣は生理的にもホルモンを産生しており,それが腫瘍化してもホルモン産生機能を維持することは想像にかたくない。しかし卵巣を構成する細胞は1種類ではなく,どの細胞が腫瘍化するかによって産生されるホルモンも異なることになる。
 卵巣腫瘍は"Silent killer"とか"Creeping disease"と呼ばれているが,それは病気の進行の割には臨床症状が現れにくく,発見される頃にはもはやcurableな状態にないこともまれではないからである。実際,我々の調査によれば,自覚症状のないいわゆる無症候性付属器腫瘍は人口10万に対して約250人と高率に認められる1)。しかるに,ホルモン産生腫瘍は,その産生するホルモンによる症状が出現するために比較的早期に発見されることが多く,したがって早期治療が行われやすいという臨床的特徴をもっており,これが予後を良好にしている一因ともいえよう。

多嚢胞卵巣の外科的療法をめぐる問題点

著者: 青野敏博

ページ範囲:P.21 - P.24

 1935年にStein&Levenlhal1)は両側卵巣の白膜の肥厚を伴う嚢胞性の腫大が,臨床的には1)無月経または稀発月経,2)不妊,3)男性型多毛,4)肥満などの原因になることに注目し報告した。彼等は組織学的検査の目的で卵巣の楔状切除を施行したところ,約90%の症例に排卵性周期の回復を認めた。
 その後内分泌学的な測定法の進歩に伴い,本症候群の婦人においては,血中LHの高値, LH/FSH比の上昇,LH-RH負荷試験に対するLHの過剰反応,血中testosteroneやandrostenedioneの上昇などの異常が認められることが判明してきた2)

下垂体microadenomaとプロラクチン—とくにその外科的対応

著者: 寺本明

ページ範囲:P.25 - P.28

I.microprolactinornaの頻度
 剖検下垂体にsubclinical microadenomaが認められる頻度は2.7%から24%までとかなりの開きがあるものの,およそ10%弱とする報告が多いようである。筆者らは1,000例の剖検下垂体を検索し内58例,5.8%にmicro—adenomaを見出した1)(図1)。このなかの30例に対し6種の前葉ホルモンに関する免疫染色を行ったところ,9例(30%)がプロラクチン(PRL)陽性,2例(7%)が成長ホルモン陽性であり,他の19例は全て陰性であった。免疫染色で陽性所見を呈することと,ホルモンの積極的な分泌とは必ずしも一致しないものの,単純計算上一般人口の2%弱にsubclinical microprolactinomaが存在することになる。
 一方,臨床的にPRL産生腺腫の存在はForbesら(1954)の報告2)以来信じられて来ていたが,これが実際に診断されるようになったのは1971年PRLのRIAが確立してからのことである3)。その後下垂体腺腫に関する古典的な臨床概念は一変し,ホルモン産生腺腫のなかでPRL産生腺腫の頻度が最も高いことが明らかになった。一時期は腺腫手術例中の50%近くを占めたことがある。なかでもトルコ鞍の拡大を伴わない腺腫が内分泌学的に診断されるようになり,microadenomaという臨床用語が盛んに用いられ始めた。

生殖機能と関連のある甲状腺疾患とその外科的対応

著者: 藤本吉秀

ページ範囲:P.29 - P.31

I.生殖期女性に多い甲状腺疾患
 甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病では,一般に月経の期間が短縮し出血量が減るといわれており,また妊娠することがほとんどなく,まれに妊娠してもよく流産する。逆に甲状腺ホルモン分泌が減る橋本病になると,月経の日数が長びき出血量が増える。甲状腺機能低下症のある時も,よく流産が起こる。このように甲状腺機能は敏感に女性の生殖生理に影響を及ぼすので,月経を正常にし,受胎—妊娠の存続を全うするのに甲状腺機能を正常化させることが必須条件であるといってもよい。
 そもそも甲状腺疾患のほとんどすべてが,女性に好発し,男女比をとると約1:5になる。とくに橋本病は極端に女性に好発し,病院を訪れる橋本病患者の95%が女性である。

生殖機能と関連のある副腎疾患とその外科的対応

著者: 中野優 ,   阿曾佳郎

ページ範囲:P.32 - P.35

 副腎皮質からはステロイドホルモンであるグルココルチコイド,ミネラルコルチコイド,性ホルモンが,副腎髄質からはカテコールアミンやオピオイドペプタイドが分泌される(図1,2)1,2)。コルチゾールおよび男性ホルモンが過剰となるクッシング症候群や,性ホルモンが過剰となる副腎性器症候群では女性の生殖機能に異常が見られる。また,他の副腎疾患も妊娠,分娩において大きな障害となることがある。副腎ホルモン産生の異常は高血圧をはじめとして種々の症状を呈し,母体だけでなく,胎児にも大きな影響を与える。そのため,診断,治療にあたっては十分注意しなくてはならない。副腎疾患の多くは,外科的治療により治癒し,患者は正常な生殖機能を回復して,安全な分娩を行うことができるようになるからである。
 本稿では,妊娠から分娩を含めた生殖機能に影響を与える副腎疾患と,主にその外科的対応について述べる。

Overview

Gynecologic Functioning Tumor

著者: 竹内正七 ,   後藤明

ページ範囲:P.7 - P.10

 ホルモン産生卵巣腫瘍とは,卵巣腫瘍の中でその腫瘍細胞が性ステロイド等のホルモンを自ら産生することにより,独特の臨床症状を呈する一群のものをさす。その頻度は報告者によって異なるが,全卵巣腫瘍の中の0.8%1),1.27%2)とされている。
 その中で過エストロゲン症状をきたす顆粒膜細胞腫(granulosa cell tumor)や,莢膜細胞腫(theca cell tu—mor),それに数は極端に少ないものの主にアンドロゲンを産生するといわれる男化腫瘍(Androblastoma)などはあまりに有名である。

グラフ 産婦人科とCT・1

局所解剖とCT画像

著者: 宮坂康夫 ,   古屋儀郎

ページ範囲:P.4 - P.6

 CTは超音波断層法と比較すると,微細な解剖学的構造をより明瞭に描出可能である。CT読影に当たっては,解剖学的な位置関係を十分に熟知した上で診断する必要があり,これにより詳細な異常所見の認知を可能とする。以下に,女性性器のCT診断に際して特に重要と思われる局所解剖を概説する。

図解 初心者のための手術理論

「図解 初心者のための手術理論」連載にあたって

著者: 武田佳彦

ページ範囲:P.36 - P.36

 産婦人科手術の特徴はreproductive organを対象としているため摘除による機能脱落に対して代償が期待できないことで,機能保存に留意した手術方法の選択が一義的に要望される。
 このことは子宮外妊娠などの産科異常に基づく疾患や子宮筋腫核出など単に妊孕性の回復を目的とした手術ばかりでなく,場合によっては悪性腫瘍の摘出手術においても従来の根治手術と異なり保存手術の意義が強調されて来ている。

機能温存手術

子宮外妊娠

著者: 雨森良彦

ページ範囲:P.37 - P.40

1.手術法の理論的背景
 子宮外妊娠(外妊)は卵管妊娠にしろ頸管妊娠にしろ母体救命のためには将来の妊孕性を犠性にしても患部を切除せざるをえないことがある。しかし診断技術の進歩により早期発見が可能となれば"細胞手術"ともいうべき抗癌剤によって非観血的に罹患部を温存治療することも可能となってきた。またマイクロ手術の進歩が卵管妊娠に対しても応用され,卵管温存による将来の妊娠の機会が期待できるようになってきた。
 それにしてももっとも重要なことは外妊患者の一般状態が時間のかかる保存的手術に耐えうるかどうかということである。一般状態が悪いときは保存手術に固執することなく臨機応変の手術がなされるべきである。

トピックス

抗黄体ホルモン剤(RU−486)の臨床応用

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.41 - P.41

 ステロイドホルモンに拮抗する薬剤の開発は,ステロイドホルモン剤の生理作用あるいは機序を解明する上に重要であるばかりでなく,拮抗剤の臨床応用に際しても極めて有用である。現在までステロイドホルモンの拮抗剤としては,エストロゲンに対するクロミフェン,タモキシフェン,アンドロゲンに対するサイプロテロンアセテートおよび糖質コルチコイドに対するスピロノラクトンなどがよく知られている。
 1982年,フランスのPhilibertらは,黄体ホルモンおよび糖質コルチコイドに対する新しい拮抗剤としてのRU−486を開発した1)

思い出の写真

感慨無量の一瞬—交換輸血本邦第1号の思い出

著者: 関闡

ページ範囲:P.42 - P.43

 この写真は,交換輸血の途中で新生児の状態悪化のため続行を断念して感慨無量の自分の姿で,時は昭和27年2月27日午前11時半頃,所は秋田赤十字病院の臨時分娩室の片隅です。アルバムの注には"人事を尽して天命を待つ"とあるのですが,これがRh式血液型不適合による新生児溶血性赤芽球症に対する交換輸血の本邦における成功第1号となったのでした。
 昭和26年10月5日外来診療中天野尹院長(外科)から,Rh (—)の妊婦が来て検査の結果,間違いないから,そちらへ回すとの院内電話で初診。妊娠20週と5日で異常なし。その症例報告は日産婦誌5巻2号231頁を読んでいただくとして,ここでは,それに書いてない外史とでもいうほうの二,三について述べさせていただきます。

講座 実地医家のための不妊症治療講座・1

頸管因子

著者: 香山浩二 ,   小林真一郎 ,   繁田実 ,   平省三

ページ範囲:P.44 - P.47

 妊娠の成立に際して,子宮頸管はそこで分泌される頸管粘液(cervical mucus:CM)を介して精子の通過路となるだけでなく,精子の貯蔵,選択,活性化などの生殖生理学上大変重要な役割を担っている。臨床統計学的に子宮頸管の器質的あるいは機能的異常によって精子の通過性が障害されて不妊となる頸管因子は不妊原因全体の約10%を占めている。頸管不妊因子の中で明らかに頸管の解剖学的異常を伴う器質的病変を認める場合は少なく,むしろ頸管の機能異常によるCMの産生不全や性状に異常を来して精子の頸管通過性が障害される,いわゆるCM—精子不適合症例が大部分を占めている。通常のCM検査で異常がないのにCM—精子不適合が認められる症例の中に血中あるいはCM中に抗精子抗体の検出される場合がある。
 本稿では,頸管での精子通過性障害因子の検出法とその治療法について解説する。

原著

産婦人科領域における炭酸ガスレーザー治療とその適応

著者: 滝沢憲 ,   横尾郁子 ,   磯野聡子 ,   稲生由紀子 ,   井口登美子 ,   武田佳彦 ,   坂元正一

ページ範囲:P.49 - P.53

 最高出力30ワット(W)の炭酸ガスレーザー装置を用いて,外陰・腟・子宮頸部condyloma, Papilloma 8例,外子宮口に限局した子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)1例及び子宮腟部びらん18例を外来管理下で治療した。Condylomaなどは,局所麻酔下で短時間に容易に蒸散でき,照射後出血も少なく傷の治癒もスムーズであった。外子宮口に限局したCIN病変も同様であった。広い面を充分な深さまで照射する必要がある子宮腟部びらんの炭酸ガスレーザー治療は必ずしも容易でないが,出力30W, Continuous beamで,5cmのdefocused beamを用いた方法が,それ以外のfocused beamに比較して最良の治療成績であった。子宮腟部後唇より始めて,ハンドピースを動かしながら治療すると,無麻酔でも熱がらず,治癒機転も円滑で,合併症は18例中1例に後出血を認めたのみであった。ただし,辺縁4mm,中心部5mmを蒸散するのに約20分を要し,また蒸散深度を目測するのはやや困難であった。

症例

妊娠16週で診断された外脳症の1例

著者: 増崎英明 ,   鮫島哲郎 ,   山辺徹

ページ範囲:P.55 - P.58

 外脳症exencephalyとは,脳組織は存在するが,頭蓋冠を有しない先天奇形である。在胎期間の短い動物胎仔では比較的高率にみられるが,ヒトではまれな疾患といわれている。その理由として,外脳症の露出した脳組織が羊水中で損傷を受け,胎内で無脳児に移行するためと考えられる。
 最近,産科診療で超音波断層法が汎用されるようになり,また,画像処理能力も向上して,胎児奇形の出生前診断に関する報告も少なくない。たとえば,無脳症については妊娠初期から診断可能といわれる。しかし,外脳症に関する報告は少ない。
 私どもは,妊娠12週で児頭の異常に気付き,妊娠16週で外脳症と診断された症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。

薬の臨床

Clomiphene無効の正Prolactin性無排卵症に対するBromocriptine投与の効果

著者: 松峯寿美

ページ範囲:P.59 - P.63

 正プロラクチン性無排卵症でクロミフェンに反応しない無排卵症59例に対してプロモクリプチンを投与して排卵誘発効果を調べ,その作用機序について検討した。プロモクリプチン投与を90日間行ってその間に排卵が確認されたものを有効と判定した。排卵誘発有効率は66%であった。そのうち妊娠成立が14例にみられた。血中LH, FSH,プロラクチンの基礎値,及び分泌予備能について検討したところ有効例のLH基礎値は高値の傾向にあり,かつLH-RHへの反応性が亢進していた。また, TRH負荷へのプロラクチンの分泌予備能も著明に亢進していた。正プロラクチン血性無排卵症でクロミフェン投与が効を奏しない症例にはLH-RH,及びTRH負荷テストを行いLH,プロラクチンの分泌亢進がみられたらプロモクリプチン投与が有効である可能性を示唆している。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

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今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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