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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻1号

1987年01月発行

トピックス

抗黄体ホルモン剤(RU−486)の臨床応用

著者: 田部井徹1

所属機関: 1赤心堂病院

ページ範囲:P.41 - P.41

文献概要

 ステロイドホルモンに拮抗する薬剤の開発は,ステロイドホルモン剤の生理作用あるいは機序を解明する上に重要であるばかりでなく,拮抗剤の臨床応用に際しても極めて有用である。現在までステロイドホルモンの拮抗剤としては,エストロゲンに対するクロミフェン,タモキシフェン,アンドロゲンに対するサイプロテロンアセテートおよび糖質コルチコイドに対するスピロノラクトンなどがよく知られている。
 1982年,フランスのPhilibertらは,黄体ホルモンおよび糖質コルチコイドに対する新しい拮抗剤としてのRU−486を開発した1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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