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文献概要
症例
妊娠16週で診断された外脳症の1例
著者: 増崎英明1 鮫島哲郎1 山辺徹2
所属機関: 1北九州市立八幡病院産婦人科 2長崎大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.55 - P.58
文献購入ページに移動最近,産科診療で超音波断層法が汎用されるようになり,また,画像処理能力も向上して,胎児奇形の出生前診断に関する報告も少なくない。たとえば,無脳症については妊娠初期から診断可能といわれる。しかし,外脳症に関する報告は少ない。
私どもは,妊娠12週で児頭の異常に気付き,妊娠16週で外脳症と診断された症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する。
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