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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻10号

1987年10月発行

文献概要

境界領域の再評価とその展開 特集 産婦人科と眼—専門医にきく Overview

産婦人科と眼科診療

著者: 内田幸男1

所属機関: 1東京女子医科大学眼科教室

ページ範囲:P.629 - P.631

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 緊急で運びこまれた子癇の患者が目の前で死亡した光景は,インターンであった筆者には非常なショックであった。その後,眼科に進んでやっと当直をするようになった頃,産婦人科の友人が言うには「妊娠中毒の場合,妊娠を続けるか否かの判定は,眼科からの往診医の眼底観察所見を参考にきめる」とのことであった。かけ出しの眼科医には恐ろしい話で,当直の夜は産婦人科からの呼び出しがないことを念じていたものであった。産婦人科と眼ということでまず思い浮かぶのはこのことである。以下にこのテーマに関係したいくつかの問題にふれてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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