icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻11号

1987年11月発行

境界領域の再評価とその展開 特集

産婦人科と皮膚

外陰のヘルペスウイルス感染—性器ヘルペス

著者: 川名尚1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院産科婦人科

ページ範囲:P.713 - P.716

文献概要

 単純ヘルペスウイルス(Herpes Simples Virus, HSV)は,体の種々な部位に感染するが,性器もその標的の一つである。HSVは,人口の60〜80%が感染しているように,最もポピュラーなウイルスである。大部分の人は無症候であるが,時に症状を呈することがある。
 性器ヘルペスは,Sexually Transmitted Diseases(STD)としても重要な地位を占めるようになった。しかし,ウイルス性疾患であるため従来より有効な治療法がなく,また,再発をくり返すために感染源ともなり得るなど未解決の部分が多い。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら