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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻11号

1987年11月発行

文献概要

講座 実地医家のための不妊症治療講座・11

性器感染症と不妊

著者: 松田静治12

所属機関: 1順天堂大学医学部産婦人科 2江東病院産婦人科

ページ範囲:P.762 - P.766

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 性器感染症はリプロダクションへの影響という面からみた場合重要である。性器は尿路と同じく感染の機会が多く,その病態や起炎の病原菌にも近年特徴がみられる。
 また生殖機能に及ぼす感染症の後遺症について卵管の疎通性障害(卵管癒着など),子宮腔癒着などを中心に論議されてきたが,これらの後遺症がいかなる機序で妊孕性を低下させるかについては未だ不明の点も多い現状である。本稿では性器感染症と不妊との関係について以下述べてみる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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