icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻2号

1987年02月発行

境界領域の再評価とその展開 特集

乳房と乳腺

乳腺炎の治療

著者: 本郷基弘1

所属機関: 1岡山赤十字病院産婦人科

ページ範囲:P.83 - P.85

文献概要

 乳腺炎,とくに急性乳腺炎の多くは産褥乳腺炎であり,元来は外科領域で取り扱われることの多い乳房疾患の中にあって,産婦人科医がprimary careに当たることの多い境界領域の疾患である。
 時代の変遷とともに,その発生頻度や予後に変動はあるものの,今日なお日常の産科臨床において頻繁に遭遇するため,常に新しい認識をもつことの意義は大きい。産褥,授乳期の急性乳腺炎に限定して,その予防と治療を中心に本症の概説を試みたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら