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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻2号

1987年02月発行

文献概要

境界領域の再評価とその展開 特集 乳房と乳腺

乳癌治療の進歩

著者: 泉雄勝1 黒住昌史1

所属機関: 1群馬大学医学部第2外科教室

ページ範囲:P.103 - P.105

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 乳癌の基礎および臨床的研究の数多くの成果によって,近年,乳癌の治療法は著しく進歩してきた。現在,乳癌の治療法としては,局所療法である手術療法や放射線療法,全身療法である化学療法,免疫療法あるいは内分泌療法が用いられているが,早期の症例では手術療法のみが行われ,やや進行した症例では手術に加えて補助療法としての照射や化学療法が行われている。一方,進行・再発乳癌に対しては,最近では,これらの種々の方法を複合した,いわゆる集学的治療が行われるようになってきた。本稿では,原発症例と進行・再発症例とに分けて,これら各種治療法の進歩について述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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