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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻3号

1987年03月発行

境界領域の再評価とその展開 特集

新生児異常をめぐって

新生児皮膚疾患

著者: 肥田野信1

所属機関: 1東京女子医科大学皮膚科教室

ページ範囲:P.171 - P.173

文献概要

 新生児には高頻度に皮膚の症状が出現するが,その種類は限られている。高頻度の理由として,新生児が胎内から外界環境に適応する時期にあることが挙げられよう。胎生期に生じた異常をそのまま持ち続けて出生することもあるが,それはさほど多くなく,皮膚の先天異常は生後に出現するものが多い。
 これら皮膚の所見をみた場合,一般的には新生児期の一過性現象としてそのまま経過をみるのがよい。直ちに何等かの治療をする必要のあるのは特殊な場合のみである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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