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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻4号

1987年04月発行

グラフ 産婦人科とCT・4

悪性卵巣腫瘍

著者: 長谷川清志1 矢島正純1 飯野孝一1 飯塚理八1 中塚誠之2 折井正博3

所属機関: 1慶応義塾大学医学部産科婦人科学教室 2慶応義塾大学医学部放射線診断部 3慶応義塾大学医学部血管外科

ページ範囲:P.212 - P.214

文献概要

 CTによる卵巣腫瘍の診断の要点は,1)発生臓器の鑑別,2)腫瘍の壁構造および内部構造の解析による良性か悪性かの質的診断,3)周囲組織への浸潤,転移の判読による病巣の広がりの把握であるが,今回はさらに4)周辺臓器への影響も判読できることを強調したい。供覧するX線CT像は,成人頭大の卵巣癌(類内膜癌)で子宮に浸潤し,また骨盤静脈血栓を合併した症例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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