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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻4号

1987年04月発行

境界領域の再評価とその展開 特集

老年婦人科学

エストロゲン欠乏と動脈硬化

著者: 中村治雄1

所属機関: 1防衛医科大学校第一内科教室

ページ範囲:P.237 - P.239

文献概要

 年齢を一致させて,男女間の虚血性心臓病の発生率をみると明らかに男に多く1),しかも女では,閉経前と,閉経後とで明らかに異なることが広く知られている2)。しかもエストロゲンのみの服用者では,そうでない群に比して虚血性心臓病の死亡率が減少していることなどから,エストロゲンには,動脈硬化や予防作用があるのではないかと推定されている3)
 ここで,最近の知見を中心に,エストロゲンと動脈硬化について,まとめてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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