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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻5号

1987年05月発行

雑誌目次

境界領域の再評価とその展開 特集 産婦人科心身症

女性における心身症

著者: 末松弘行

ページ範囲:P.295 - P.297

 心身症とは,「身体症状を主とするが,その診断や治療に心理的因子についての配慮がとくに重要な意味をもつ病態」と定義されている。つまり,身体症状を訴えて精神科以外の内科や産婦人科を訪れる患者の中で,よく聴いてみると,その症状をきたした原因や,なかなか治り難くなっている要因に心理・社会的なものが大きく関与しているような症例を心身症というのである。
 女性において,この心身症がよくみられる疾患としては,まず更年期障害があげられよう。また,月経異常や妊娠悪阻のような産婦人科の専門領域の疾患もある。しかし産婦人科領域以外でも女性の心身症は多く,心療内科では入院患者は一般に女性の方が多い。そして,幼年期から,思春期・青年期,周産期・壮年期,更年期,老年期と揺りかごから墓場まで心身症がみられる。そこで本稿では,そのような女の一生のライフサイクルにそって,各期の心身症をとりあげて,心身症とは何かについて述べる。

精神科医からみた産婦人科関連の心身症

著者: 笠原嘉

ページ範囲:P.299 - P.301

 きっと読者は精神医学が精神病だとか神経症(ノイローゼ)だとか心身症だとか性格異常(性格障害)といったわかりにくい概念を使って話をすることに多少とも抵抗感をおもちだろう。このあたりを少し整理しておみせすることから話をはじめたい。まず「精神病」と「神経症」の差は精神障害の重篤度のちがいと考えていただいてよい(図1)。そして神経症と精神病の間の移行は,全くないわけではないが,あまりない。いい換えると,神経症は長びくことがあっても神経症のレベルに止まるのが,ふつうである。これに対し,「正常範囲」と神経症との間の移行は十分ありうる。瞬間をとらえれば誰もが神経症的であるかもしれない。例えば,ガスの栓をしっかり締めたと知っていながら,もう一ぺん,いやもう三べん確認しなければ「気がすまない」というようなことは,比較的ひろくみられる。しかし強迫神経症と精神科医が診断するには,このようなことが持続的におこりつづけていなければならない。その差は図2のようである。正常範囲内の悩みは長つづきしない。神経症の悩みは同心円上を動きつづける。
 では本誌のテーマである「心身症」はどこに置かれるか。図1でいえば,それは神経症レベルの障害である。決して精神病レベルの重い障害ではない。これがまず第1点。次に心身症はその名のとおり「身」体の症状を明白にもつ(たとえば消化器潰瘍,円形脱毛症といったように)。

女性心身症に見られる心理的課題

著者: 遠山尚孝

ページ範囲:P.303 - P.305

 その時代の社会的・文化的な影響を強くこうむる精神疾患があるとすれば,現代では,うつ病,心身症,アルコール依存症,境界例・人格障害などがあげられようか。いずれも今日の社会・文化状況と,そこでの人格形成,その伝承・発展などの点で共通項を持っているように思われる。それをごく手短かに,人の新たな解放へと向けた変動の軋みによるもの,と言って良いかもしれない。戦争や革命などの急激な社会変動はないが,静かに変貌を遂げつつあるこの時代にあって,とかく旧来秩序・文化の担い手となる女性たちが,その影響を蒙って心身症へと陥ることも少なくないように思われる。それは家庭内での性役割(母,妻,女としての)と,それに調和させつつ相応の社会的役割を獲得していくという女性達自身の課題であるばかりでなく,また同時に,男性の側の視点や対応の変化も求められているように思われるのである。

女性にみられる問題行動

特にいじめと登校拒否など—精神科医の立場から

著者: 三原龍介

ページ範囲:P.307 - P.310

 人間は,成長とともに身体面に変化を来し,それに伴って精神面でも変化を来す。この傾向は女性の方がより激しく,著しい。特に女性にとって思春期の発来は衝撃的で,深刻な事態である。思春期は医学的には第二次性徴の発現から身体の発育の停止までといわれているが,その発現は一般に男性より女性の方が1年か2年早いとされている。おおよそ,小学校高学年から高校生に当たる。この時期に女性は心身ともに不安定な状態になり,いろいろな問題行動を呈することが多い。たとえば,登校拒否,家庭内暴力,非行,いじめ,自殺,やせ症などであるが,ここでは特に登校拒否といじめを中心に取りあげ,その女性の特徴を述べたいと思う。

女性のライフ・サイクルと心身症—精神衛生の立場から

著者: 池田由子

ページ範囲:P.311 - P.313

 女性の心理的危機を考えるとき,思春期,結婚,妊娠,出産,子どもの巣立ち,閉経,夫の定年,夫の死亡など,いわば,人生のふし目が大きな意味を持つ。このライフ・サイクルは,図に見るように戦前と戦後では大きな変化を示している。変化の理由は子どもの出生数の減少と,平均寿命の伸びによる。昭和15年には平均子ども数が5人で,末子が小学校に入るとき,母親はすでに42歳であった。平均寿命は50歳以下なので,当時の主婦は一生を出産・育児・家事に消耗しつくして自由な余生を殆ど持たなかった。ところが現在では子ども数は平均1.8人,末子が小学校に入る35歳から,死亡するまで40年あまりの歳月が主婦に与えられている。しかも,この時間をどのように活用し,どのように生きるかについて,手本となる先人の例はない。したがって主婦は自らが悩みつつ,模索しつつ,見出さなければならない。
 私たちが昭和56年〜58年度に行った,3,374名の主婦の精神衛生調査の結果から見ると,専業主婦には次のような特徴が見出された。専業主婦では,常勤,パート,農業の働いている他のグループにくらべ,20代および30代前半では心身ともに健康である。生活の充実感も高く,薬をのむ率も低く,医療機関への受診も少ない。精神衛生症状(SRT)の得点も低い。

思春期と心身症

著者: 岡村靖

ページ範囲:P.315 - P.319

 戦後41年,国民の生活が物質的に豊かになると共に,青少年は贅沢に慣れ,質実剛健の気風は失せ,青少年の非行が増し,学校および家庭内における暴力が多発し,未婚思春期女子の妊娠が増加の一途を辿っている。
 このような祖国の状況に対して,出来るだけ早急に改善の努力を行わなければならないと惟う。

神経性食思不振症

著者: 野添新一

ページ範囲:P.321 - P.324

 Anorexia Nervosaは主に思春期の女性に多発する疾患で,近年増加しつつあると推測されている。本症の発症機転には,現代の社会や家庭における問題が深く関わり合っており,現代の病理が集約している疾患の1つともいえる5)
 本症は病態の特異性から診断・治療が的確になされ難く慢性の経過をとりやすい。疫学的に見ると,患者の6%から10%に死亡例があり,その他に正常な生理学的能力(生殖能力)と社会的能力(働いたり恋をする能力)の発達や健康が,慢性的に損なわれる1)例が10%余りに見られる。患者が自ら身体のこと(多くは無月経)を心配して,また家族の説得を聞き入れて病院をはじめて受診するのは婦人科や一般内科であり,心療内科や精神科へはかなり進行してからが多い。もし的確な診断と治療がなされないまま一定期間を過ぎると,慢性栄養不良状態による身体的・精神的異常を招き,心身交互作用による悪循環が形成される。

マタニティブルース

著者: 橋本正淑 ,   佐野敬夫 ,   郷久鉞二

ページ範囲:P.325 - P.327

 妊娠,分娩,産褥へといたる周産期は,思春期,更年期と同様に,女性にとって重要な時期と考えられており,しかもこれらの時期に女性の心身における種々の異常が多発していることはよく知られているところである。
 産褥期における抑うつ状態は,Pitt1)により"マタニティブルース"と命名され,50%の褥婦に分娩後3〜4日目に起こり一過性に経過したと報告されている。しかしそれ以前にやはりPitt2)により"Atypical Depression"として報告されているように,典型的なうつ病ではない。だが経過によっては,種々の重大な精神症状,精神障害へ発展することも示唆されている。

性周期と行動異常

著者: 堀口文

ページ範囲:P.329 - P.331

 性周期における婦人の行動が卵巣機能と深い関連があることは古くから知られていた。しかし生殖機能として現れる諸現象を体験しそれによっておこる行動が内分泌機能とどのように関わっているのか判断するのはむつかしくまた不明の点が多い。それは同一の性周期であっても性格personalityやパートナーとの関係を含む環境因子などの影響を強くうけるので内分泌作用のみで常に同じ反応を起こすとは限らないからである。W.S. Krogerら1)はパーソナリティはホルモンにより大きく影響をうけ情緒は内分泌バランスに明らかな効果をもたらすと述べており,それらの均衡が破綻すると行動異常としての諸種の身体症状や精神症状及び実際の行動となってあらわれるとのべている。
 最近の社会の変動はいわゆる性の開放や女性の社会的進出などのため生活レベルや医療の向上がみられたにもかかわらず,思春期から月経異常や若年妊娠,薬剤や嗜好品の多量摂取および耽溺などにより母性を障害し,性周期が正常であっても家族計画による身体的および心理的な障害をひきおこしている。このようなとき反応としてみられる行動の異常を見出すことは,正確な判断を下し有益な治療を施すためにも必要である。

グラフ 産婦人科とCT・5

子宮頸癌(原発巣)

著者: 鈴木正彦 ,   高橋康一

ページ範囲:P.292 - P.293

 子宮頸癌組織は正常子宮頸部とdensityの差がないため,CTによってこれを識別することはできないが,特に進行した症例では子宮頸部における病巣の状態や,癌のひろがりを反映した種々の異常所見が出現する(表)。このことはCT上まったく異常所見が認められないような症例は十分手術可能であり,逆にたとえ従来の検査法によって決定されたstageがII期以下であっても,CTで多彩な異常所見が指摘されればその治療においては十分慎重な対応が必要であることを意味している。
 子宮頸部陰影の拡大は原発巣における癌組織の発育を示す所見である。この所見は比較的出現頻度が高く,放射線治療例においてはその治療による変化が治療効果の客観的評価に有用な指標になるとされている(図1,2)。しかしながら子宮頸部の大きさは年齢その他によって大きく異なるため普遍的な正常値を決定することは困難であると言わざるをえず,なにをもって子宮頸部陰影の拡大と判定するかという点に問題を残している。

トピックス

子宮全摘による卵巣の組織学的変化

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.298 - P.298

 子宮全摘や卵管結紮後に更年期障害様の症状や性機能の障害を訴える例も少なく1,2),これは手術による解剖学的な血行障害にもとづく卵巣機能の低下によるものか,手術後にみられる無月経や不妊という心理的な要因によるものかは,治療する上で重要なことである。
 そこでSouzaら3)は症状があり子宮筋腫で子宮全摘をする35〜42歳,平均40.5歳の婦人25例について子宮摘出以前および手術後12カ月で腹腔鏡下で卵巣両側のbiopsyを施行し,病理学者に何らのデータも見せずに白膜の肥厚,間質細胞の濃度,原始卵胞か発育卵胞の遺残,閉鎖卵胞の数,卵胞嚢胞の数,黄体,白体の数などを組織的に検査を依頼した。同時に血中のestradiol, estrone, pro—gesterone, androstenedione, testo—sterone, cortisol, dehydroepiandro—sterne sulfate, prolactinを午前7時30分に採血て測定した。

新しく開発された持続性プロラクチン分泌抑制剤であるCabergoline (FCE 21336)の効果

著者: 田部井徹

ページ範囲:P.302 - P.302

 近年,Bromocriptine (CB−154,2—Br—α—ergocryptine mesylate)療法は,本剤が示すプロラクチン分泌抑制効果に対する臨床的な有効性が確立し,とくに機能性高プロラクチン血症に対する治療の主流となった。Bromocriptineはドーパミン受容体に作動して下垂体からのプロラクチン分泌を特異的に抑制する麦角アルカロイドの誘導体である。通常,臨床上1日,parlodel (サンド薬品),1回1錠(25mg)を2回以上服用する。
 Bromocriptine以外のプロラクチン分泌抑制剤としては,metergoline,lisuride, dihydroergocristine, mesu—lergineあるいはtergurideなどの数多くの麦角アルカロイド誘導体が知られているが,これらの薬剤の半減期はBromocriptineに比べて短いか同じであるため,臨床上1日2回以上の投与を必要とする。一方,数年前に開発された8—amino ergolineであるPergolideの半減期は,Bromo—criptineより長く,従ってより長期間の抑制効果を示す。Grossmanら1)は,高プロラクチン血症患者27名に経口的に投与したPergolide50μgが48時間の抑制効果を示したことから,持続性のプロラクチン分泌抑制剤としての臨床的な有用性を指摘した。

講座 実地医家のための不妊症治療講座・5

インポテンス

著者: 白井将文

ページ範囲:P.332 - P.337

 インポテンスは十分な勃起が得られないために満足な性交が出来ない状態をさし1),射精障害はこれに含まれないが,不妊の原因として勃起障害に伴う性交障害ばかりでなく射精障害も極めて重要であるので,ここでは射精障害も含めて述べることにする。

図解 初心者のための手術理論 再建手術

会陰形成術(陳旧性)

著者: 橋本正淑

ページ範囲:P.339 - P.343

I.手術法の理論的背景
 会陰形成術を施行する必要のある疾患としては,子宮脱垂症に伴う腟脱,直腸脱あるいは陳旧性第II度・第III度会陰裂傷またはそれに伴って生じた直腸—腟瘻などであるが,いずれも骨盤底諸筋群,特に肛門挙筋の先天性脆弱,老人性萎縮,分娩による弛緩,断裂とその復古不全,あるいは分娩時の第3度会陰裂傷による肛門括約筋,直腸壁の断裂によるものである。このような場合は裂傷により生じた瘢痕の除去,直腸壁の縫合,肛門括約筋の縫合,肛門挙筋の縫縮,会陰部皮膚の形成を行う。また直腸腟瘻は分娩時の第3度会陰裂傷の縫合の癒合不全,稀には会陰側切開後,腹式・腟式子宮全摘出術後あるいは子宮頸癌に対する腟内小線源(ラジウム,セシウム)照射後に発生する。この場合は直腸を周囲の瘢痕組織から遊離し,瘻孔縁を内翻させて閉鎖する。以上の手術の侵襲は開腹手術や腟式子宮全摘出術などと比較するとさほど大きくはなく,また手技もさほど複雑かつ困難なものではないが,瘢痕化した創面と,これに併発している慢性の炎症や,糞便による汚染や,尿による湿潤のため,手術創の癒合不全が起こりやすい。手術を施行する時期としては,たとえば第II度・第III度の腟会陰裂傷の創傷治癒障害によって発生した陳旧性裂傷では分娩後8週以後が望ましく,また月経のある婦人では終了直後に行うのがよい。

思い出の写真

思い出のハーモニカ合奏団

著者: 長内国臣

ページ範囲:P.344 - P.345

 この写真は今から50年ぐらい前の,昭和12〜3年ごろのものである。わたしがまだ大学生のころに,属していた慶応ハーモニカ・ソサイェティーの演奏会で,賛助出演してくれた淡谷のり子さんとの記念スナップである。唄は3曲歌ってもらったが,当時の出演料は30円だったことを覚えている。
 ところで昭和の初期ごろの音楽といえば,ハーモニカ,マンドリン,バイオリンぐらいであったが,主な大学にはそれぞれハーモニカ,マンドリン,管絃楽の音楽団体が公認され,また定期演奏会などを開いて世間からも親しまれていた。今みたいにプロの楽団がなかったからである。

原著

正常非妊婦人,正常妊婦および重症妊娠中毒症妊婦におけるplasma thromboxane, prostacyclin

著者: 荻野満春 ,   冲永荘一 ,   貝原学 ,   神保利春 ,   安部陽一 ,   岡原猛

ページ範囲:P.347 - P.351

 相拮抗する生理活性物質であるthromboxane A2(TxA2),prostacyclin (PGI2)は,その相互のバランスを厳密に保ちつつ生体の恒常性維持に関与している。本研究では,非妊時—正常妊娠時—重症妊娠中毒症合併妊娠時(以下中毒症)という一連の生理的・病的変化におけるTxA2,PGI2の母体Plasma中の動態をその安定代謝物であるTxB2(以下B2),6—keto-PGF(以下6K)としてRIAで測定し検討した。正常妊娠時には,非妊時に比べB2,6Kは共に増加したが,これらの生理的バランスであるB2/6K比は有意の変化を示さなかった。他方,中毒症ではB2は中等度から有意の上昇を示し,6Kは妊娠性変化を殆んど示さず非妊娠時とほぼ同レベルであった。その結果,中毒症ではB2/6K比は有意の上昇となった。このことは,中毒症におけるTxA2の産生優位が子宮—胎盤あるいは腎における血管病変と多彩な病像形成の主たる原因となっていることを示唆したものと言える。

症例

転移性卵巣癌の長期生存例について

著者: 佐藤宏樹 ,   吉川研 ,   平賀光子 ,   山中祥子 ,   山中昭二 ,   竹内久清 ,   大塚博光 ,   林知彦 ,   雨宮章 ,   浜田宏

ページ範囲:P.353 - P.356

 Krukenberg腫瘍は,転移性卵巣腫瘍のひとつで,極めて予後の悪い疾患とされているが,今回当院で5年以上生存している症例を経験した。症例は腹水と診断されて当院へ紹介,入院となった。手術時,腹水は黄色,漿液性で6000ml,両側卵巣は手拳大に腫大し,表面は凹凸不整,充実性で硬く,癒着,転移所見は認められなかった。腹式単純子宮全摘術,両側付属器摘出術を施行した。
 卵巣の病理組織学的所見がKrukenberg腫瘍であったため,消化器系の検索を行ったが異常は発見されず,さらに検索を行い左乳房に2cm×2cmの腫瘍を発見し,バイオプシーで腺癌が確認された。婦人科手術の4週間後,外科にて定型的乳房切除術施行,さらにFAMT療法後,経過順調にて現在外来経過観察中である。本邦では昭和49年日産婦卵巣腫瘍委員会報告では,転移性卵巣癌の5年生存率は191例中2例(1.5%)と極端に低い。本症例の長期生存の要因について考察した。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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