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新しく開発された持続性プロラクチン分泌抑制剤であるCabergoline (FCE 21336)の効果
著者: 田部井徹1
所属機関: 1赤心堂病院
ページ範囲:P.302 - P.302
文献概要
Bromocriptine以外のプロラクチン分泌抑制剤としては,metergoline,lisuride, dihydroergocristine, mesu—lergineあるいはtergurideなどの数多くの麦角アルカロイド誘導体が知られているが,これらの薬剤の半減期はBromocriptineに比べて短いか同じであるため,臨床上1日2回以上の投与を必要とする。一方,数年前に開発された8—amino ergolineであるPergolideの半減期は,Bromo—criptineより長く,従ってより長期間の抑制効果を示す。Grossmanら1)は,高プロラクチン血症患者27名に経口的に投与したPergolide50μgが48時間の抑制効果を示したことから,持続性のプロラクチン分泌抑制剤としての臨床的な有用性を指摘した。
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