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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻8号

1987年08月発行

文献概要

境界領域の再評価とその展開 特集 産婦人科と腎

腎移植,透析患者の妊娠

著者: 中林正雄1 安田摂子2 岩下光利1 武田佳彦2 坂元正一1

所属機関: 1東京女子医科大学母子総合医療センター 2東京女子医科大学産婦人科学教室

ページ範囲:P.507 - P.511

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 腎不全患者に対する医療の進歩は著しく,血液透析患者および腎移植患者の社会復帰が可能となってきており,さらに現在では一歩進んでこのような患者が妊娠し分娩するケースも多くなってきつつある。これに伴い,このような症例の妊娠継続の可否の決定や,妊娠を継続する場合でも腎移植患者が服用する免疫抑制剤の催奇形性,さらには腎血液透析患者においては数多くの未解決な問題が残されている。そこで本稿では当センターにおける症例を中心に文献的考察を加えて腎移植後患者および血液透析患者の妊娠分娩の管理について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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