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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科41巻9号

1987年09月発行

トピックス

喫煙と閉経後の子宮内膜がん,骨粗しょう症

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.576 - P.576

文献概要

 最近,わが国でも若い婦人の喫煙者がふえて来ている傾向にあるが,喫煙の生体に対する危険性は肺がんはじめ多く指摘されて来ているものの,喫煙の習慣は若年層にも蔓延して来ている。
 疫学的研究によると,1日25本以上のタバコを喫煙する婦人は非喫煙婦人に比して子宮内膜がんに罹患するリスクが減少するとか1),骨粗しょう症に罹患する者が多い2)ことが指摘され,その原因としてタバコを喫煙することが生体内のホルモン分泌に何らかの障害を与えていることが推察される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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