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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻1号

1988年01月発行

雑誌目次

特集 腫瘍マーカー

婦人科臨床における腫瘍マーカーの問題点

著者: 根岸能之

ページ範囲:P.19 - P.25

 婦人科領域における腫瘍の診断並びにその予後を正確に判定する目的で種々の方法が行われており,現在までにかなりの良い成績が得られている。しかしながら,その診断が術前に正確にアプローチしにくい臓器の腫瘍,例えば卵巣腫瘍のような症例においては,その腫瘍の特徴を十分に把握することが不可欠である。そのひとつの方法として,血中の物質を測定し,腫瘍のスクリーニングとその治療効果をモニターする腫瘍マーカーが用いられている。
 ここでは,とくに卵巣癌,子宮頸癌,子宮内膜癌に焦点を絞り,腫瘍マーカーの臨床応用について述べるとともに,そのいくつかの問題点を提起したい。

TA−4

著者: 加藤紘 ,   津山重夫 ,   住浪義則 ,   鳥越正

ページ範囲:P.27 - P.30

 最近,モノクローナル抗体の利用により多くの腫瘍関連物質が次々に発見されている。従来,腫瘍関連抗原は悪性腫瘍の診断や管理など臨床的に利用されることが多かったが,最近では,例えば膜の糖鎖抗原の如く,細胞自体の性質や機能を解析する手段として基礎的な研究に活用されているものも少なくない。TA−4は扁平上皮癌の腫瘍関連抗原として開発されたもので,血中に出現する実用的な腫瘍マーカーとして臨床利用されているが,一方では扁平上皮細胞の分化など細胞の性質を調べるための新しいパラメーターとしても注目されている。ここでは,TA−4の性質ならびに臨床的成績につき最近の知見を紹介する。

癌・胎児抗原の基礎—2種の癌・胎児(盤)酵素を中心として

著者: 野澤志朗 ,   木口一成 ,   宇田川康博 ,   青木大輔 ,   久布白兼行 ,   矢島正純 ,   飯塚理八 ,   成沢園子

ページ範囲:P.31 - P.39

 現在腫瘍マーカーと定義されるものの中には数多くの物質が包含されるが,代表的なものに癌・胎児抗原がある。これはCEAやα—fetoproteinに代表されるように「胎児期には産生されているが,成人体内では殆ど検出できなくなる物質の中で,癌細胞で再び産生されるに至った物質」であり,その発現機序としては「発生の段階では発現していた遺伝子が,細胞の分化・成熟に伴い発現が抑制repressされ,癌化に伴う脱抑制derepressにより再び遺伝子が発現してきた」ためと解釈されている。そこで本論文では腫瘍マーカーとして臨床的有用性の期待できそうなガラクトース転移酵素(galactosyl transferaseの頭文字をとり以下GTと略)のアイソザイム2(GT−2)と胎盤型アルカリフォスファターゼ(placental alkaline phosphataseの頭文字をとり以下PLAPと略)という2種の酵素をとり上げ,その臨床的意義,癌・胎児抗原的性格の有無,更にはその発現機序等について述べてみたい。
 なお癌・胎児抗原という単語中で使われている胎児の概念には,発生途上にある組織という意味合いが大きく,従って同じ受精卵から出来る胎盤もその概念中に含まれていると考えられるので,本論文では胎児抗原に胎盤より産生される物質も含める意味で,胎児(盤)抗原という術語を使用したい。

癌胎児抗原の臨床

著者: 樋口正臣

ページ範囲:P.41 - P.45

 胎児性蛋白は胎生期のある期間,phase specificに産生され胎児の成熟と共に産生が抑制される蛋白成分の総称である。出生後,胎児蛋白が検出されなくなるのは,胎児蛋白をコードする遺伝子が正常では細胞の分化成熟に伴って抑制されるためで,癌化によりこの遺伝子の発現の抑制がとれ,再度産生される胎児蛋白を癌胎児蛋白と称している。癌胎児蛋白は胎生期において細胞と細胞間の認識,自己および非自己を識別する上で重要な役割を演じ,個体の正常な分化誘導に不可欠な物質と考えられている。しかし癌化によって再出現する癌胎児蛋白の生理的意義についての詳細は未だ明らかにされていない。今までに癌胎児蛋白については多くの報告があり,それらの癌胎児蛋白はFishman1)により,癌・胎児共通抗原,癌・胎児・胎盤共通抗原,癌・胎盤共通抗原の3つのグループに分類され広く利用されていたが,近年これらは,すべてOncodevelopmental antigenと総称されるようになった。本稿では紙面の都合上,これら多くの癌胎児蛋白のうち産婦人科領域に関係のある,α-fetopro-tein,Carcinoembryonic antigen,TA 4,種々のモノクローナル抗体により同定される癌胎児蛋白と,最後に宿主に高い抗原性を有するOncofetal antigen-Iについて臨床面を中心に概説することにする。

癌・トロホブラスト抗原

著者: 山下幸紀 ,   萬豊 ,   牟礼一秀 ,   林博章 ,   前田康子 ,   中村隆文 ,   井上亮一 ,   清水哲也

ページ範囲:P.47 - P.50

 ある種の臓器は,癌化することにより,"新たに"胎生期の臓器に"のみ"認められる物質を,細胞表面に発現あるいは分泌するようになることが知られており,これらを癌・胎児抗原といっているが,癌・トロホブラスト抗原もこの範疇に入るもので,癌に特異的に,あるいは癌に関連して発現される抗原のうち,正常トロホブラストにも共通して認められるものをいう。以前から,癌・胎児抗原という命名に対し,これらのほとんどすべてのものが癌および胎児臓器に完全に特異的に発現されている訳ではないため,すなわち,非癌あるいは正常臓器においても種々のレベルで認められることが多いため,その命名が適当でないとの主張があり,これらの抗原は,むしろ細胞の分化に関連して出現してくるものであることから,分化抗原(differentiation antigen)というべきとの意見もある1)。癌・トロホブラスト抗原についても同様の観点,あるいはレベルから,その命名について必ずしも意見の一致をみるとは限らないが,この点についての詳細な言及は避けて,本稿では従来から慣用的に用いられてきた,この癌・トロホブラスト抗原という名称を,そのまま比較的広義に解釈して用いて話を進めていく。
 既にCEAあるいはα-fetoproteinなどの癌・胎児抗原については多くの系統的な検索がなされているが,癌・トロホブラスト抗原については,現在までのところいくつかの断片的な成績しかえられていない。本稿では,癌・トロホブラスト抗原としての概念をもって報告されているもののいくつかを紹介するとともに,モノクローナル抗体を用いて検討した我々の成績についても述べてみる。

Overview

腫瘍マーカー—とくに癌胎児抗原の展望の面から

著者: 竹内正七 ,   高橋完明

ページ範囲:P.15 - P.18

 腫瘍マーカーとは悪性腫瘍によって特異的に産生される物質で,正常ないし良性疾患の際にはほとんど産生されないものをいい,これを検出,測定することにより腫瘍の病態を把握するために有用なものといえる。この中で腫瘍にしか存在しない物質を腫瘍特異物質または抗原(tumor-specific substance or antigen)とよぶが,現在用いられている腫瘍マーカーのほとんどは腫瘍関連物質(tumor-associated substance)であり,正常では極少量しか存在しないのに悪性では異常に高い値を示すものをいう。したがって癌胎児抗原のみならず多くのものが腫瘍マーカーとして取り扱われている。
 腫瘍マーカーの分類としてはWaldmanとHerbermanの分類1)が有名であるが,筆者はもっと理解しやすい分類2)を試みた(表1)。腫瘍マーカーを血中,尿中,腟液などに分泌される体液マーカーと,酵素抗体法などにより組織切片上で検出される癌組織マーカーに大別した。腫瘍マーカーとしての癌胎児抗原が注目されてきた理由としては,分子生物学の進歩によりオンコジンの研究が進み,癌化機構の解明に進展があったこと,LDH iso-zymeをはじめとする等電点電気泳動法や,ポリクローナル抗体,モノクローナル抗体を用いた抗体による検出法の確立など測定法の進歩があったことがあげられる。特に近年,モノクローナル抗体の作成,遺伝子工学などのテクノロジーの進歩は目をみはるばかりで,第39回日本産科婦人科学会学術講演会では「婦人科領域における癌・胎児抗原の基礎と臨床」がシンポジウム3)に,「腫瘍マーカー」が教育講演に取り上げられた。

グラフ 乳房診断

Ⅰ.自己検診のコツ

著者: 榎本耕治 ,   阿部令彦

ページ範囲:P.4 - P.6

 乳癌の自己検診は視診と触診から成り立っている。視診でみつかる所見は進行乳癌の所見である場合が多いが,dimplingの徴候は乳癌に大切な徴候で,stage Ⅰの乳癌でもみられるので,十分気をつける必要がある。また乳頭の血性分泌は早期乳癌の発見の動機となることがあるので見逃さないようにする。
 触診は腫瘍の存在診断と癌の鑑別診断があるが,自己検診は前者つまり腫瘍の発見に努めるので,それ以上のものを期待すると誤りのもとになる。自己検診で腫瘤を触れた場合は,ただちに専門医のところに行くように指導する必要がある。自己検診はいつでも出来るという気安さもあるが,反面,継続しないことが多いので,検診日を決めて定期的に行うことが肝要である。

指標

ステロイドホルモンレセプターの機能に関する研究—特にtransformationを中心に

著者: 佐藤芳昭 ,   竹内正七 ,   T.W. Hutchens

ページ範囲:P.7 - P.13

 ホルモン研究史上,血中ホルモンの微量測定法であるradioimmunoassay法(RIA)の確立は画期的なことであり,これにより多くの疾患の病態の解明と,その治療に恩恵を与えたことは確かである。しかし免疫学的測定法のもつ宿命として,その測定値と生物学的活性値が必ずしも一致しない場合も多く,ここによりよく内分泌現象を解析するための方法論の一つとしてhormone recep-tor assayが出現してきたわけである。現在では乳癌や子宮体癌などのホルモンのtarget organの癌に対して,receptorの存在の有無によって術前・術後のホルモン療法の適否が決定されるような,臨床的役割りをも持つようになっている。
 しかし乳癌患者の癌組織中のエストロゲンレセプターが陽性であっても,ホルモン療法に反応を示す例は50%にすぎず,また再発時には無反応になる例が大部分であるなど,組織中レセプターの存在と,ホルモン療法への反応性は必ずしも一致しないことが判明し,レセプターとホルモンの結合以後の解析(post receptor system),すなわちレセプターの機能面へと研究は発展しつつある。本稿においては,わたくしたちが現在行っているステロイドレセプター(以下SRと略)のtransformationの面から主としてみた機能と構造の解明および臨床との関連などについて概説してみたい。

生涯研修セミナー 子宮内膜症

発症病理

著者: 増崎英明 ,   山辺徹

ページ範囲:P.57 - P.62

 子宮内膜症は子宮筋層内に発生する内性(いわゆる子宮腺筋症)およびそれ以外の部位に生じる外性子宮内膜症に大別されている。このうち内性子宮内膜症については,その発症に関して,子宮内膜が直接子宮筋層へ侵入するというCullenの説でほぼ説明可能である。しかし,外性子宮内膜症に関しては,従来よりさまざまな仮説が提示され,いまだ一元的に説明可能な説はない(表)1〜14)
 本症は歴史の浅い疾患であり,発症病理などの基礎的問題のみならず,診断や治療など臨床的にも今後解明されるべき問題は少なくない。

分類・診断

著者: 川島吉良

ページ範囲:P.63 - P.71

 子宮内膜症は子宮内膜組織が本来の正所から離れた異所に増生するために発症する病態を言う。
 子宮内膜症は子宮体部筋層内に発生する内性子宮内膜症と,それ以外に発生する外性子宮内膜症に大別される。また組織学的には腺性子宮内膜症と間質性子宮内膜症がある。子宮内膜症の診断に際しては病歴を重視し,双合診所見を的確に把握し,各種検査法を駆使して総合的に診断しなければならない。併せて,進行期診断を行うことが望ましい。

薬物療法

著者: 水口弘司

ページ範囲:P.73 - P.77

 子宮内膜症の治療法はその臨床的進行度,挙児希望の有無,年齢によって異なる.40歳以上で,挙児希望のない重症型の子宮内膜症の場合には,根治療法として子宮摘出術を含めた病巣の摘除と去勢が確実な治療法である。しかし,保存療法では不妊症の治療および症状の軽減を目的とし,手術療法,薬物療法,あるいは両者の併用により治療される。薬物療法として主として用いられるのはホルモン療法であるが,その概要について述べる。

手術療法

著者: 岩田嘉行 ,   宮本尚彦 ,   友松守彦 ,   堀越裕史 ,   栗林靖 ,   斉藤寿一郎

ページ範囲:P.79 - P.83

 子宮内膜症の診断には,問診,内診,超音波断層法などが用いられ,更に糖鎖抗原(CA)125やCRP値など異なった次元からの情報を加えることにより,必ずしも腹腔鏡を用いなくてもかなり適確な診断が行われるようになってきた。一方,その治療には,薬物療法,保存および根治手術療法,薬物・手術のコンビネーション療法などがあり,最近では腹腔鏡による治療も注目されている。
 それらの治療法の選択には,患者の年齢,症状の程度,妊孕性保存の要否のほか,病巣の部位と進行度の把握が必要とされ,子宮内膜症の診療における腹腔鏡の役割はむしろ増大している。本稿では,対象を外性子宮内膜症(以下内膜症)に限定し,筆者らの行っている手術治療の概要を紹介し,内膜症の診療方法に一考を加えることとする。

不妊と子宮内膜症

著者: 永田行博

ページ範囲:P.85 - P.88

 外性子宮内膜症(以下子宮内膜症という)が不妊症の原因になることは以前よりよく知られており,月経困難症とともに主要症状の一つに挙げられる。骨盤内に播種された子宮内膜症は癒着を促進し,最終的にはfrozen pelvisの状態になる。また,発生部位としてはもっとも多い卵巣子宮内膜症は多くはチョコレート嚢腫を作り,排卵や黄体機能に影響を及ぼしたり,卵管の機能的・器質的障害をも招来することが考えられる。しかし,最近不妊と関連して子宮内膜症が議論されるのは,進行した子宮内膜症と不妊との関連ではなく,初期あるいは軽症の子宮内膜症が不妊を惹起するかどうかということである。

Overview

子宮内膜症診療の問題点

著者: 杉本修

ページ範囲:P.52 - P.55

 文明病のひとつといわれている子宮内膜症がわが国でも確実に増加してきている。本症は性成熟期婦人にのみ発生し,主として月経困難,月経時以外の疼痛,不妊を伴うことが多いが,病態の多様性,診断や治療の難しさなどのため臨床的に問題の多い疾患である。とりわけ本症と不妊との因果関係はなお不明な点が多く,妊孕能回復のための治療の目標をどこにおくか,治療の限界はどこにあるか,同時に存在する疼痛症状にどのように対処するかなどの問題を十分に検討する必要がある。昭和62年度から日産婦学会で「子宮内膜症問題委員会」が設置され,わが国の実状に則した臨床診断基準の設定,合理的な治療法,とくに保存療法の確立,これに伴う重症度(臨床進行期)分類の設定,用語の統一などが検討されることになった。これらについての問題点を順を追って提起したいと思う。

新春座談会

これからの臨床医に求められるもの—認定医制度発足の背景と生涯研修の今後の方向

著者: 坂元正一 ,   竹内正七 ,   鈴木秋悦 ,   青野敏博 ,   武田佳彦

ページ範囲:P.89 - P.94

認定医制度が必要となってきた背景/求められる国際的なレベル/卒後研修の育ちにくい背景/自己研修のための環境作り/卒後研修に関するカリキュラム/いまひとつ不足な技術面の研修/病診連携で自らの守備範囲を明確に/informed consentが倫理の柱/本誌の目指すところ/時代とともに変化するminimum requirement

原著

子宮頸部擦過細胞診における頸管円柱上皮細胞について

著者: 楠山洋司 ,   吉田恵 ,   細道太郎 ,   馬渕義也 ,   横田栄夫 ,   栗林恒一

ページ範囲:P.95 - P.97

 子宮頸部擦過細胞診で,同一人に綿棒法及びスパーテル法を施行し,クラスⅢa+Ⅲbの出現率をスメア中の頸管円柱上皮細胞(EC細胞)の有無により差異があるかどうか検討した。
1)閉経前2,826人中,スパーテル法でEC細胞の出現は52.5%,綿棒法で20.3%と明らかな差がみられた(P<0.01)。2)クラスⅢa+Ⅲbの出現率はスパーテル法で1.73%,このうちEC細胞(+)で2.36%,EC細胞(−)で1.04%,綿棒法で1.34%,EC細胞(+)で2.27%,EC細胞(−)で1.11%であった。両方の間に,出現率差はみられなかったが,両方ともEC細胞(+)群とEC細胞(−)群の間には有意な差がみられた(P<0.05)。3)クラスⅢa+Ⅲbの検出には,スメア中のEC細胞の有無が大切な要因であり,EC細胞の有無を報告する必要があると考えられる。

薬の臨床

β2-Stimulant (Ritodrine)による特異な副作用について

著者: 小林仁 ,   村田哲郎 ,   荻野満春 ,   小池貞徳 ,   冲永荘一 ,   貝原学

ページ範囲:P.99 - P.102

 β2-stimulantであるritodrineは強力な子宮弛緩作用を有し,切迫早産の治療薬として広く使用されるようになった薬剤である。大量に使用しても副作用が少ないすぐれた薬剤といわれている。
 今回我々はritodrineの大量投与によってきわめて珍しい副作用を呈した2症例を経験したので報告する。
 第1例は,爪の白色化と好中球減少をきたした症例である。爪の白色化は一般に爪甲白斑といわれ,爪にkeratohyalincを含む細胞が出現するために生ずるといわれている。爪の白色化はβ作用を有するtrazodoneの投与によっても発症すると報告されており,今後注目すべき副作用といえる。
 第2例は強度の胸痛を訴え虚血性心疾患と診断された症例である。β2—stimulantによる頻脈並びに胎盤におけるA-Vshuntに基づく拡張期血圧の低下がその主な発生原因と考えられる。ritodrincの使用にあたっては注意すべき副作用といえる。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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