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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻10号

1988年10月発行

特集 話題の感染症

B型肝炎ウイルス・風疹ウイルス・サイトメガロウイルス—母児垂直感染の診断と対策

著者: 古賀康嗣1 藤本征一郎1 田中俊誠1 富樫武弘2 小堤圀雄3

所属機関: 1北海道大学医学部産婦人科学教室 2北海道大学医学部小児科学教室 3苫小牧王子総合病院小児科

ページ範囲:P.905 - P.913

文献概要

 今日,多くのウイルスが母児垂直感染の病原となることが知られている。近年の臨床ウイルス学の進歩は感染様式や発症機序の解明とともに診断法や予防法の研究に大きな成果を遂げている。
 母児垂直感染の病原ウイルスのうち,本稿では日常診療の場で最も問題となるB型肝炎ウイルス,風疹ウイルス,サイトメガロウイルスをとり上げ,その垂直感染の診断と対策を中心にして述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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