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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻11号

1988年11月発行

特集 最新の避妊法

抗progesterone剤の避妊への応用

著者: 武谷雄二1 水野正彦1

所属機関: 1東京大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.997 - P.1000

文献概要

 現在薬剤による避妊法としては一般にestrogcn-pro-gestinの混合剤であるいわゆるoral contraceptivesが汎用されている。
 一方,progesteroneは妊娠の成立,維持に不可欠なホルモンであり,抗progesterone抗体が妊娠成立を妨げることより,抗progesterone剤による避妊法の探究がなされてきた。最近になって強力な抗progesterone剤(RU486)の開発がなされ,本剤が実際に避妊効果または妊娠中絶作用を発揮することが確認され,将来の避妊薬の1つとして現在脚光を浴びている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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