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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻11号

1988年11月発行

文献概要

生涯研修セミナー 無排卵症

排卵誘発法

著者: 玉田太朗1

所属機関: 1自治医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.1032 - P.1035

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 排卵誘発法の進歩を振り返ると,1960年ころにクロミッドおよびhMG-HCG療法が実用化され,それ以前に比べ,排卵誘発率が画期的に改善された。しかし,それ以後は,1968年に高PRL血症に対するCB−154(パーロデル)療法が出現する迄,画期的な進歩といえるものはなかった。1970年頃からGn-RHの臨床応用が可能になったが,これの反復注射でも,点滴静注でも評価できる排卵誘発効果は得られず,最近まで下垂体機能検査に用いられるにすぎなかった。
 しかし,これらの方法にも最近いくつかの改善の工夫が行われ,臨床的に注目すべき成績を挙げているものがある。そのうち下記の3つについて,私どもの経験を交えながら解説したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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