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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻12号

1988年12月発行

グラフ 不妊症

Ⅵ.腹腔鏡検査法—不妊症に関連した8症例の供覧

著者: 岩田嘉行1 鄭琤琤1 栗林靖1 斉藤寿一郎1 友松守彦1 林保良1 坂倉啓一1 関賢一1

所属機関: 1川崎市立川崎病院産婦人科

ページ範囲:P.1056 - P.1059

文献概要

 腹腔鏡検査の意義を端的に表現すれば,腹腔内の状態を視覚情報として伝達してくれるところにある。不妊症に関していえば子宮,卵管,卵巣など内性器の形態とその周囲の状態,腹膜病変の検索などがその中心をなす。
 診断への過程からみると,特異な形態から一見して診断が可能なものと,色素注入,剥離,生検,穿刺など操作を付加して後に診断が可能となるものとに大別できる。後者は更に内視鏡下治療へと発展する性格をもつダイナミックな診断法といえる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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