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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻3号

1988年03月発行

文献概要

特集 ホルモン療法の進歩—ホルモンレセプターと関連して Overview

ホルモンレセプターとは

著者: 青野敏博1 苛原稔1 東敬次郎1

所属機関: 1徳島大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.215 - P.219

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 生殖現象は間脳—下垂体—卵巣系の内分泌系の機能により営まれている。この系は上位から下位に向けて,LR—RH-LH,FSH,—エストラジオールおよびプロゲステロンを介して排卵や月経を起こすほか,卵巣から分泌された性ステロイドホルモンは間脳や下垂体の機能をフィードバック作用により調節している。
 これらのホルモンが標的内分泌腺または標的臓器に作用する際には,まずその組織に選択的に取り込まれることが必要で,そのためにはホルモンの受容体(レセプター)が必須の役割を果たしている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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