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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻3号

1988年03月発行

生涯研修セミナー 更年期障害

診断

著者: 小山嵩夫1 斉藤幹1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.263 - P.268

文献概要

 更年期障害とは,女性の加齢の過程において,生殖期より非生殖期へ移行する期間における不定愁訴症候群のことをいい,一般には40〜55歳位の間にみられることが多い。この症候群には,その成因として3つの要素(①卵巣機能の低下によるもの,②社会,文化的な環境因子による症候,③個々の女性の性格構造に基づく,精神・心理的なもの)があり,これらが互いに影響しあうために,その多様性があらわれるとされている1)。今回はその多様な症状,検査法,診断及び鑑別診断について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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