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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻3号

1988年03月発行

生涯研修セミナー 更年期障害

治療

著者: 中山徹也1

所属機関: 1昭和大学医学部産科婦人科学数室

ページ範囲:P.269 - P.272

文献概要

 更年期障害は自律機能系の機能失調に基づく症候群であるからその症状は内分泌系の障害と自律神経系の障害によるものの2つに大別される。したがって治療方針としては,単に卵巣機能欠落をホルモン的に補充するだけでなく,全身的な自律神経機能失調の事態に円滑かつ迅速に適応させ,その訴えを緩和して閉経期から老年期へと順調に移行させることである。以下,性ホルモン療法の実際について,また鎮静剤や精神療法・説得療法にまで言及する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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