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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻3号

1988年03月発行

原著

婦人科腫瘍に対する経カテーテル的動脈塞栓法(TAE)の応用—性器出血及び術中出血軽減の試み

著者: 竹村昌彦1 山崎正人1 田中文男1 岡本悦治1 久松和寛1 大浜紘三1 辻修一2 羽田良洋2 野崎公敏2

所属機関: 1国立呉病院・中国地方がんセンター,産婦人科 2国立呉病院・中国地方がんセンター,放射線科

ページ範囲:P.279 - P.283

文献概要

 止血困難な性器出血の2症例,及び術中出血の増加が予想された進行頸癌と絨毛性腫瘍の3症例について,骨盤内血管の経カテーテル的動脈塞栓法を施行した。その結果,この方法は,これまで用いられてきたような止血のための手技として有効なばかりでなく,術中出血の軽減を目的として,術前に予防的に実施することが有効であることが示された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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