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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻4号

1988年04月発行

グラフ 乳房診断

IV. マンモグラフィー

著者: 霞富士雄1 渡辺進1 秋山大2

所属機関: 1癌研究会付属病院外科 2癌研究会付属病院病理部

ページ範囲:P.298 - P.301

文献概要

 マンモグラフィーは乳房疾患には不可欠な補助診断法で,世界各国で普遍的に用いられている。乳房は小さい臓器であり,軟部組織だけによって構成されている関係上,各構成要素はX線の吸収差によるコントラストがつきにくい。このためにモリブデン管球を用いて,胸部あるいは胃・大腸のX線撮影に比べてはるかに低電圧(25〜30KV)で波長の長い軟X線で撮影する。
 通常lateral (多くはmedio-lateral)とcranio-caudalの2方向を撮影する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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