文献詳細
生涯研修セミナー 卵巣癌
文献概要
画像診断法の発達により,卵巣癌の診断にもその新しい成果が取り入れられつつある。現状からみて,卵巣腫瘤の術前診断法としては,超音波断層法が最も適しており,経験を積んだ検者が行えば非常に良い成績が期待できる。転移や再発の診断については,X線CTの能力を期待できるところがある。シンチグラフィーやMRIはなお今後の検討が期待される方法といえよう。
早期診断にはなお多くの困難が予想されるが,画像診断技術からは超音波断層法による閉経婦人のスクリーニングが期待され,またラジオアイソトープによるスクリーニングも将来性が期待できる方法と思われる。
早期診断にはなお多くの困難が予想されるが,画像診断技術からは超音波断層法による閉経婦人のスクリーニングが期待され,またラジオアイソトープによるスクリーニングも将来性が期待できる方法と思われる。
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