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生涯研修セミナー 卵巣癌
文献概要
卵巣癌は早期発見の困難性に加えて浸潤,播種,転移が早く,進行癌の段階で治療を開始する場合が多い。したがって,すでに腹腔内に増殖発育した腫瘍塊や多量の腹水貯留などから予後を悲観的に予想されやすく,治療もとかく消極的になりがちであった。しかし近年有効な制癌剤の開発とその投与法の工夫などの各種治療法の進歩により難治例,再発例に対する対応も徐々に変わり,治療成績も向上しつつある。以下それらへの対応について。
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