icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻5号

1988年05月発行

雑誌目次

特集 胎内治療

胎児鏡とその応用

著者: 牧野恒久 ,   飯塚理八

ページ範囲:P.413 - P.417

 近代の産科学の中で最も大きな発展をみた領域の一つは胎児学あるいは胎児情報学ではなかろうか。この領域はたんなる産科学の一部に属するよりは,近い将来一つの独立した臨床医学の領域を形成する可能性をも秘めていると思われる。
 一口に胎児情報と称してもその実際は多岐にわたる。古典的な母体腹壁を介して得られる胎児の触診,聴診による情報をその原点とすれば,近年のそれは,母体血中・尿中のホルモン情報,医用電子工学(medical elec—tronics)による胎児情報,羊水および浮遊細胞からの生化学情報や遺伝情報などに分けられる。これらの新しい胎児情報と胎児鏡による胎児情報の決定的な差異は後者が直視下で入手しうる胎児情報である点と思われる。このことは,胎児情報を得るまでの手枝にやや困難を伴うものの,一たん入手した胎児情報から判断して必要とあれば直接胎児へアプローチが出来る可能性も存在する。ここに私共が以前からfetal therapy (胎児治療)と呼んで来た臨床上の治療手段が初めて実行可能となる余地が生じてくることになる。

胎児水腫

著者: 前田博敬 ,   下川浩 ,   中野仁雄

ページ範囲:P.419 - P.422

 1970年代の超音波断層法として,電子スキャンが周産期管理に導入された。これにより多くの胎児異常が出生前に診断されるようになり,さらにリアルタイムでの胎児観察は穿刺術の進歩もともなって胎児の形態診断のみならず,機能的な評価を可能にした。このような胎児診断学の発展は臨床胎児医学の進歩をもたらし,その結果,1980年代には種々の胎児病に対する胎児治療が試みられるようになり,なかには成功例も報告されてきている。
 胎児水腫は胎児の浮腫と腔水症を主な病態とする胎児病である。そして,その成因から母児間血液型不適合妊娠による免疫性胎児水腫と,それ以外の成因による非免疫性胎児水腫(Nonirnmunologic hydrops fetalis:NIHF)に大別される。本稿では自験例をもとに,NIHFとその胎児治療について概説する。

水頭症水腎症の外科的療法

著者: 是澤光彦

ページ範囲:P.423 - P.427

 胎児水頭症と胎児水腎症は,系統的に胎内治療としておこなわれており,その予後・得失がはっきりしてきた疾患である。この2つの疾患に共通する特徴は,子宮内で進行性の病変であり,発見される妊娠週数では胎児の体外生存がおぼつかず,しかも体外生存可能な週数まで待つと大脳または腎臓が破壊される疾患であることである。
 これらの疾患は,これまで出生前診断をしても,診断時期が早期であり胎児が体外生存不可能な週数であると,ただ手をこまねいて病状の進むのを見ているしかなかった。それに比べると,現在子宮内胎児治療がおこなわれるようになったことは,画期的なことである。しかし,胎内での治療には制限があり,すべての患児を救うことはできない。また生後の後遺症も心配なところである。そこで今回は,疾患の病態と胎児治療の現状・問題点を考えてみたい。

血液型不適合妊娠

著者: 松浦俊平

ページ範囲:P.429 - P.431

 1970年代に入って抗Dヒト免疫グロブリンが使用され普及をみたことによって,Rh式血液型不適合妊娠による母体感作のほとんどが予防されるようになり,児の罹患も激減した。しかし,なお少数であるが初回妊娠時の感作成立例や,Rh亜型または他の血液型の不規則抗体による重症胎児罹患例が散発的にみられる現状である。これらの感作妊婦における重症胎児罹患への対策としては,子宮内胎児輸血が主流とされてきたが,その成績は必ずしも良好でなく,児の生存率は50%を下まわるとの報告が多くみられ,とくは胎児水腫がある場合は4〜29%の生存率にすぎず1),むしろ治療に対する消極論もみられた。1980年代に入り,母体血漿交換法や抗体除去法が妊娠初期に流産を反復するような重症例においても挙児に成功をおさめ,筆者らの報告2,3)をはじめ,わが国では約80%の児生存率を得ることが知られている4)
 近年,超音波誘導下に行われる胎内治療手技の改善により子宮内胎児輸血の成功率も向上しており,また胎児鏡下の血管内輸血も安全性を増すとともに超音波誘導のみで血管内輸血が実施される動向もみられるので,その概要につき述べる。

上行性感染

著者: 荻田幸雄 ,   今中基晴

ページ範囲:P.433 - P.437

 上行性感染は腟細菌が頸管を通じて子宮内に到達し,増殖することにより成立する。したがって,非破水例において上行性感染が発症することはほとんどなく,通常,前期破水(Premature rupture of the membranes;PROM)に伴うことが多い。
 前期破水が発症すると早晩陣痛が発来し,早産児が娩出されることになる。近年,未熟児医療の急速な発達により,児の予後は飛躍的に改善されつつあり,特にサーファクタント補充療法の導入は画期的な効果をもたらした1)。しかしながら,未熟児医療は多大な労力と危険を伴うものであり,母児が安全である限り妊娠を継続することは最も合理的な方法であるといえる。

Overview

現況と将来

著者: 荒木勤 ,   鄭光民

ページ範囲:P.409 - P.412

 胎児の出生前診断は,とくにこの十数年来めざましい進歩を遂げてきた。従来と違って,極く早期に妊娠を診断することができるようになってから,生命ある胎児を認める時期はより一層早目になってきた。胎児にも生命が存在する以上,その生命を脅かすものがあったなら,たとえ胎児であっても,治療を施すことに対し怠慢であってはならない。たとえその治療が母親の利益に反しても,生命をもっている以上,治療を受ける権利は常に賦与されている。いわゆる,the fetus as a patient1)の時代になっている。胎児治療が一層,積極的に要求される時代に突入してきた。
 高性能超音波診断のレベルアップで,羊水穿刺,胎児鏡,絨毛生検などの検査法が簡単にしかも正確に操作できるようになった。最近では臍帯穿刺(cordocentesis)により臍帯血液の採取percutaneous umbilical blood sample (PUBS)やDoppler flow法により胎児の血液生化学的変動,血球数,血流量,心機能などの普及が胎内での確診率を高くしてきた。その日進月歩の胎内診断の進歩と共に胎児治療においても目ざましい進歩がうかがえる。

グラフ 乳房診断

V. バイオプシー(吸引スメア)

著者: 宮内啓輔 ,   小山博記

ページ範囲:P.396 - P.398

 乳癌の診断において,触診や各種の画像診断は腫瘤が小さくなるにつれて診断率が低下する。しかし穿刺吸引細胞診は腫瘤が小さくても高い診断率が得られ,手技が簡単なことからも有力な診断法として最近評価が高まっている。
 当院における穿刺吸引細胞診の成績は,悪性546例ではtrue positive 81.8%,suspicious 4.2%,false negative 10.3%,unsatisfactory (細胞成分少なく判定不能)3.7%であり,一方,良性474例では,true negative 80.0%,suspicious 6.3%,false positive 4.2%,unsatisfactory 9.4%であった。overall accuracy (true positive+true negative/病理診断確定例数)は81.0%であり,他施設の報告でも約80%前後である。生検と異なり細胞診から根治術までの期間は予後に影響しないことが証明されている。

指標

Resistant ovary syndrome—排卵誘発が可能な卵巣性無月経

著者: 森宏之

ページ範囲:P.399 - P.407

 一般に高ゴナドトロピン性の排卵障害は卵巣性無月経と呼ばれており,排卵を誘発し妊娠を期待することは不可能と考えられている。それは高ゴナドトロピン性の排卵障害は,卵巣から分泌されるエストロゲンが著しく低いこと,および卵胞がないために卵胞で生成されるインヒビンがないことなどにより,中枢へのフィードバックが働かない結果,中枢はゴナドトロピンをいわばたれ流しの状態で分泌することになり,高ゴナドトロピン状態が生じると考えられているからである。すなわち,卵巣ではもはや充分な性ステロイドホルモン・インヒビンを生成している卵胞はないために中枢へのフィードバックが働かないことによると理解されている。従って高ゴナドトロピン性の排卵障害は,現在われわれが行いうる治療では排卵を誘発し妊娠を期待することは不可能であると考えられている。
 しかしながら,近年高ゴナドトロピン性の排卵障害患者の一部に卵胞が存在している症例があり,それらのものでは排卵・妊娠が可能であることが報じられている。

トピックス

卵子の存在しない卵胞—empty follicle syndrome/ヒト末梢静脈血中インヒビン濃度の月経周期における変動

著者: 広井正彦 ,   田部井徹

ページ範囲:P.407 - P.407

 最近,わが国でも体外受精・胚移植(IVF)が多くの施設で行われるようになって来たが,この研究を遂行するために卵胞の発育や卵子の成熟に対して広く関心がもたれるようになった。
 今日ではIVFプログラムを施行するにあたり,clomidやhMG,hCGなどにより卵胞を刺激する方法がとられているが,折角卵胞を吸引したにも拘らず卵子が存在しないempty follicle syndrome (卵子の欠損した卵胞)が報告されるようになった。

生涯研修セミナー IUGR

胎児計測,超音波診断

著者: 上妻志郎 ,   岡井崇 ,   水野正彦

ページ範囲:P.444 - P.447

 胎児の発育を評価する方法は従来より数多く報告されているが,必ずしも満足の得られるものではなかった。その原因の一つは,母体計測などの間接的な情報から胎児の発育を評価しようとするため胎児発育以外の情報が混入しやすいことであった。その点,超音波断層法は胎児の直接的な計測を可能とし,胎児発育を評価する手段として極めて優れている。現在ではIUGRの診断には不可欠な検査法であると言えよう。
 超音波断層法を用いることにより胎児の種々部分を計測することが可能であるが,実際上は計測部位は数か所に限られるため,胎児のどの部分をどのように計測するかが重要な問題である。

胎児および胎児—胎盤等の機能評価

著者: 森山郁子 ,   飯岡秀晃 ,   日野晃治 ,   赤崎正佳 ,   井谷嘉男

ページ範囲:P.448 - P.453

 母体合併症,胎盤機能不全,PROMなど,胎児環境の悪化が生じた場合,児をその環境からの離脱(胎外生活)へ導くことが周産期管理に要求される。早産IUGRの大半はこのようにして生じる。一方,児のintact survivalは,その個体の胎外適応能1,2)を前提とするが,特に早産IUGR児の胎外適応能が早産AFD児に比し,どの程度かを知る必要がある。

産科管理

著者: 神保利春

ページ範囲:P.454 - P.458

 胎児は,両親より受け継いだ遺伝子の制御により,受精卵から発生・分化を遂げる。細胞レベルでの増殖・分化に始まり,器官形成,臓器発育の段階を経て,妊娠24週ごろより機能的成熟へと移行する。胎児の体重の増加は妊娠28週ごろより加速され,36週以後ゆるやかになる。
 IUGR (intrauterine growth retardation)とは,種々の原因により,妊娠期間(在胎週数ともいう)に比し胎児の発育が遅延している状態をいう。胎児の発育とは,この場合,胎児の体重をさす。機能的な発達の遅れについてはIUGRの語を用いない。

新生児適応障害とその管理

著者: 犬飼和久 ,   鬼頭秀行

ページ範囲:P.459 - P.465

 IUGR児は単に低体重や発育不全として量的に評価されるのではなく,質的発育異常を内在する病態として把握,認識されるべきである。本章ではIUGR児の出生後にみられる異常に対する新生児管理について述べる。

予後

著者: 山口規容子

ページ範囲:P.466 - P.469

 Intrauterine growth retardation (以下IUGRと略す)は周産期死亡が高率であり,新生児期合併症も多く,その後の児の発育,発達に少なからぬ影響を与えることはよく知られている。
 したがって,周産期医療においてIUGRの病因および病態の解明,予後に関する検討が最近非常に重要な問題になってきている。

Overview

発症と病態

著者: 武田佳彦

ページ範囲:P.438 - P.443

 胎内発育障害は胎児発育が停止あるいは抑制された状態をいい,正常で体形の小さい場合を除いて病的発育抑制を示す症候群である。
 発育抑制の要因は概念的には素因に基ずく遺伝性抑制と母児間相関の障害による栄養代謝障害に区別されるが,発症病態には複数の因子による加重や発育抑制後の代謝障害,循環不全の悪循環形成に伴う重症化などが関連し,また発症時期や病型によって予後が大きく左右される。

原著

胎児水腫の病態別にみた児の予後—自験例40例の検討

著者: 今井史郎 ,   中山雅弘

ページ範囲:P.471 - P.475

 40例の胎児水腫(hydrops fetalis)を経験し,これらを原因と考えられる病態別に分類し,病態別に児の予後との関連性を検討し,超音波像からも児の予後予測の可能性を検討した。
1)胎児水腫の原因が胎児と考えられる例は32例(80%)で最も多かった。母体要因1例,免疫性胎児水腫1例あった。特発性(原因不明)は6例(15%)あった。
2)胎児原因32例中生存はダウン症候群3例,双胎間輸血症候群2例,乳糜胸2例,不整脈1例の合計8例(生存率25%)であった。特発性のうち2例が生存した(生存率33%)。胎児水腫全体の生存率は27.5%(11/40)であった。
3)妊娠24週以降分娩単胎のうち,生存している9例および児の死亡に基礎疾患が直接関係しないと考えられた7例の間で分娩週数,出生体重,分娩様式など周産期事象の比較を行ったが,生存例に女児が多い(P<0.05)他には有意差を認めなかった。また胎児超音波像からもこの2群を識別することは困難であった。

妊婦および卵巣胎児性癌患者血清抗Oncofetal Antigen—Ⅰ抗体のNude mouse移植腫瘍に及ぼす影響

著者: 十河久美 ,   樋口正臣 ,   田中耕平 ,   半藤保 ,   竹内正七

ページ範囲:P.477 - P.481

 胎児脳およびMelanomaの共通抗原であるOncofetal Antigen—Ⅰに対する抗体の生物学的意義を明らかにするため,妊婦,卵巣胎児性癌患者の血清およびOFA—Ⅰモノクローン抗体のNude mouseに移植したOFA—Ⅰ陽性Melanoma腫瘍に対する作用について検討した。その結果,
1)妊娠および胎児性癌血清の補体添加群ではコントロールに比し,Nude mouseでの腫瘍形成率の低下がみとめられた。
2)妊婦および胎児性癌血清の補体添加群では共に腫瘍発生までの期間の延長がみとめられた。
3)形成された腫瘍では妊婦および胎児性癌血清,特に補体添加群に増殖抑制作用がみとめられた。
4)形成された腫瘍細胞膜にOFA—Ⅰ抗体および補体が証明された。
以上より,OFA—Ⅰ抗体はOFA—Ⅰ陽性細胞に対し強い補体依存性細胞傷害作用を有することが判明し,OFA—Ⅰ抗体による特異的免疫療法の可能性が示された。

薬の臨床

婦人科腫瘍マーカーとしての血中CA 130値測定の有用性—CA 125と同一糖蛋白上にあるが異なる抗原決定基(CA 130)を認識するモノクローナル抗体を用いた血中CA 130値測定キットの基礎的・臨床的検討

著者: 野々垣比路史 ,   藤井信吾 ,   小西郁生 ,   南部吉彦 ,   佐川典正 ,   小林史典 ,   森崇英 ,   佐賀恒夫 ,   遠藤啓吾

ページ範囲:P.483 - P.490

 肺腺癌細胞を用いて作成された2種類のモノクローナル抗体によって認識される抗原であるCA 130はCA 125と同一糖蛋白上にあるが,その抗原決定基の存在部位がCA 125とは異なっていることが示唆されている。今回我々はこのモノクローナル抗体を用いて種々の婦人科腫瘍患者の血中CA 130値を測定し,それら症例における血中CA 125値と比較して,CA 130値が婦人科領域における腫瘍マーカーになりうるか否かについて検討した。
1)健常人および腫瘍患者107例について測定したところ,CA 130値とCA 125値はr=0.986と高い正の相関関係を認めた。健常人のCA 130値の平均値は10.31±9.4U/ml (M±SD)であったが,cut-off値はCA 125と同様に35U/mlとし,それ以上を陽性とした。
2)婦人科腫瘍患者269例において上皮性卵巣癌患者の63%,卵管癌患者の100%に陽性を示し,その推移は臨床経過ともよく相関していたことから,CA130は婦人科腫瘍患者の血中腫瘍マーカーとしてCA125と同様にきわめて有用であると考えられる.

経腟走査法により診断し得た子宮外妊娠の1例

著者: 貝田清隆 ,   生田克夫 ,   竹内一郎 ,   万歳稔 ,   花田征治 ,   水野金一郎 ,   八神喜昭

ページ範囲:P.491 - P.494

 最近の超音波診断装置のめざましい進歩により,子宮外妊娠の診断においても超音波断層法は重要な役割をになうようになってきた。我々は,新しく開発された経腟プロープを用いて,経腹壁走査法では証明し得なかった胎嚢像と胎児心拍動を子宮腔外に検出し,子宮外妊娠を早期に診断し得た1例を経験したので報告する。
 症例は25歳の主婦で,月経遅延の後,下腹部痛と性器出血が出現,経腹壁走査法で子宮腔内に胎嚢像は認めず,経腟走査法で子宮の左後方に胎嚢像と,その中に胎児像,胎児心拍動が検出され,未破裂の子宮外妊娠と診断し,開腹手術を施行した。
 経膣走査法は,膀胱充満を必要としないため患者に不快感を与えず,目標とする骨盤内臓器は至近距離に存在するため診断能の高い鮮明な画像が得られる利点を持つ。今後,経膣走査法は子宮外妊娠の早期診断法としても有用な手技となることが大いに期待されるものと考えられる。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

76巻12号(2022年12月発行)

今月の臨床 帝王切開分娩のすべて―この1冊でわかるNew Normal Standard

76巻11号(2022年11月発行)

今月の臨床 生殖医療の安全性―どんなリスクと留意点があるのか?

76巻10号(2022年10月発行)

今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識

76巻9号(2022年9月発行)

今月の臨床 胎児発育のすべて―FGRから巨大児まで

76巻8号(2022年8月発行)

今月の臨床 HPVワクチン勧奨再開―いま知りたいことのすべて

76巻7号(2022年7月発行)

今月の臨床 子宮内膜症の最新知識―この1冊で重要ポイントを網羅する

76巻6号(2022年6月発行)

今月の臨床 生殖医療・周産期にかかわる法と倫理―親子関係・医療制度・虐待をめぐって

76巻5号(2022年5月発行)

今月の臨床 妊娠時の栄養とマイナートラブル豆知識―妊娠生活を快適に過ごすアドバイス

76巻4号(2022年4月発行)

増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系

76巻3号(2022年4月発行)

今月の臨床 がん遺伝子検査に基づく婦人科がん治療―最前線のレジメン選択法を理解する

76巻2号(2022年3月発行)

今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処―流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療

76巻1号(2022年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科医が知っておきたい臨床遺伝学のすべて

75巻12号(2021年12月発行)

今月の臨床 プレコンセプションケアにどう取り組むか―いつ,誰に,何をする?

75巻11号(2021年11月発行)

今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際

75巻10号(2021年10月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅱ)―分娩時・産褥期の処置・手術

75巻9号(2021年9月発行)

今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術

75巻8号(2021年8月発行)

今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識

75巻7号(2021年7月発行)

今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために

75巻6号(2021年6月発行)

今月の臨床 大規模災害時の周産期医療―災害に負けない準備と対応

75巻5号(2021年5月発行)

今月の臨床 頸管熟化と子宮収縮の徹底理解!―安全な分娩誘発・計画分娩のために

75巻4号(2021年4月発行)

増刊号 産婦人科患者説明ガイド―納得・満足を引き出すために

75巻3号(2021年4月発行)

今月の臨床 女性のライフステージごとのホルモン療法―この1冊ですべてを網羅する

75巻2号(2021年3月発行)

今月の臨床 妊娠・分娩時の薬物治療―最新の使い方は? 留意点は?

75巻1号(2021年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ

74巻12号(2020年12月発行)

今月の臨床 着床環境の改善はどこまで可能か?―エキスパートに聞く最新研究と具体的対処法

74巻11号(2020年11月発行)

今月の臨床 論文作成の戦略―アクセプトを勝ちとるために

74巻10号(2020年10月発行)

今月の臨床 胎盤・臍帯・羊水異常の徹底理解―病態から診断・治療まで

74巻9号(2020年9月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅱ)―母体合併症の影響は? 新生児スクリーニングはどうする?

74巻8号(2020年8月発行)

今月の臨床 産婦人科医に最低限必要な正期産新生児管理の最新知識(Ⅰ)―どんなときに小児科の応援を呼ぶ?

74巻7号(2020年7月発行)

今月の臨床 若年女性診療の「こんなとき」どうする?―多彩でデリケートな健康課題への処方箋

74巻6号(2020年6月発行)

今月の臨床 外来でみる子宮内膜症診療―患者特性に応じた管理・投薬のコツ

74巻5号(2020年5月発行)

今月の臨床 エコチル調査から見えてきた周産期の新たなリスク要因

74巻4号(2020年4月発行)

増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル

74巻3号(2020年4月発行)

今月の臨床 徹底解説! 卵巣がんの最新治療―複雑化する治療を整理する

74巻2号(2020年3月発行)

今月の臨床 はじめての情報検索―知りたいことの探し方・最新データの活かし方

74巻1号(2020年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 周産期超音波検査バイブル―エキスパートに学ぶ技術と知識のエッセンス

73巻12号(2019年12月発行)

今月の臨床 産婦人科領域で話題の新技術―時代の潮流に乗り遅れないための羅針盤

73巻11号(2019年11月発行)

今月の臨床 基本手術手技の習得・指導ガイダンス―専攻医修了要件をどのように満たすか?〈特別付録web動画〉

73巻10号(2019年10月発行)

今月の臨床 進化する子宮筋腫診療―診断から最新治療・合併症まで

73巻9号(2019年9月発行)

今月の臨床 産科危機的出血のベストマネジメント―知っておくべき最新の対応策

73巻8号(2019年8月発行)

今月の臨床 産婦人科で漢方を使いこなす!―漢方診療の新しい潮流をふまえて

73巻7号(2019年7月発行)

今月の臨床 卵巣刺激・排卵誘発のすべて―どんな症例に,どのように行うのか

73巻6号(2019年6月発行)

今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺

73巻5号(2019年5月発行)

今月の臨床 妊婦の腫瘍性疾患の管理―見つけたらどう対応するか

73巻4号(2019年4月発行)

増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル

73巻3号(2019年4月発行)

今月の臨床 いまさら聞けない 体外受精法と胚培養の基礎知識

73巻2号(2019年3月発行)

今月の臨床 NIPT新時代の幕開け―検査の実際と将来展望

73巻1号(2019年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 エキスパートに学ぶ 女性骨盤底疾患のすべて

72巻12号(2018年12月発行)

今月の臨床 女性のアンチエイジング─老化のメカニズムから予防・対処法まで

72巻11号(2018年11月発行)

今月の臨床 男性不妊アップデート─ARTをする前に知っておきたい基礎知識

72巻10号(2018年10月発行)

今月の臨床 糖代謝異常合併妊娠のベストマネジメント─成因から管理法,母児の予後まで

72巻9号(2018年9月発行)

今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方

72巻8号(2018年8月発行)

今月の臨床 スペシャリストに聞く 産婦人科でのアレルギー対応法

72巻7号(2018年7月発行)

今月の臨床 完全マスター! 妊娠高血圧症候群─PIHからHDPへ

72巻6号(2018年6月発行)

今月の臨床 がん免疫療法の新展開─「知らない」ではすまない今のトレンド

72巻5号(2018年5月発行)

今月の臨床 精子・卵子保存法の現在─「産む」選択肢をあきらめないために

72巻4号(2018年4月発行)

増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!

72巻3号(2018年4月発行)

今月の臨床 ここが知りたい! 早産の予知・予防の最前線

72巻2号(2018年3月発行)

今月の臨床 ホルモン補充療法ベストプラクティス─いつから始める? いつまで続ける? 何に注意する?

72巻1号(2018年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 産婦人科感染症の診断・管理─その秘訣とピットフォール

71巻12号(2017年12月発行)

今月の臨床 あなたと患者を守る! 産婦人科診療に必要な法律・訴訟の知識

71巻11号(2017年11月発行)

今月の臨床 遺伝子診療の最前線─着床前,胎児から婦人科がんまで

71巻10号(2017年10月発行)

今月の臨床 最新! 婦人科がん薬物療法─化学療法薬から分子標的薬・免疫療法薬まで

71巻9号(2017年9月発行)

今月の臨床 着床不全・流産をいかに防ぐか─PGS時代の不妊・不育症診療ストラテジー

71巻8号(2017年8月発行)

今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点

71巻7号(2017年7月発行)

今月の臨床 若年女性のスポーツ障害へのトータルヘルスケア─こんなときどうする?

71巻6号(2017年6月発行)

今月の臨床 周産期メンタルヘルスケアの最前線─ハイリスク妊産婦管理加算を見据えた対応をめざして

71巻5号(2017年5月発行)

今月の臨床 万能幹細胞・幹細胞とゲノム編集─再生医療の進歩が医療を変える

71巻4号(2017年4月発行)

増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?

71巻3号(2017年4月発行)

今月の臨床 婦人科がん低侵襲治療の現状と展望〈特別付録web動画〉

71巻2号(2017年3月発行)

今月の臨床 産科麻酔パーフェクトガイド

71巻1号(2017年1月発行)

合併増大号 今月の臨床 性ステロイドホルモン研究の最前線と臨床応用

69巻12号(2015年12月発行)

今月の臨床 婦人科がん診療を支えるトータルマネジメント─各領域のエキスパートに聞く

69巻11号(2015年11月発行)

今月の臨床 婦人科腹腔鏡手術の進歩と“落とし穴”

69巻10号(2015年10月発行)

今月の臨床 婦人科疾患の妊娠・産褥期マネジメント

69巻9号(2015年9月発行)

今月の臨床 がん妊孕性温存治療の適応と注意点─腫瘍学と生殖医学の接点

69巻8号(2015年8月発行)

今月の臨床 体外受精治療の行方─問題点と将来展望

69巻7号(2015年7月発行)

今月の臨床 専攻医必読─基礎から学ぶ周産期超音波診断のポイント

69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

69巻2号(2015年3月発行)

今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

69巻1号(2015年1月発行)

今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

icon up
あなたは医療従事者ですか?