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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻5号

1988年05月発行

生涯研修セミナー IUGR

Overview

発症と病態

著者: 武田佳彦1

所属機関: 1東京女子医科大学産婦人科

ページ範囲:P.438 - P.443

文献概要

 胎内発育障害は胎児発育が停止あるいは抑制された状態をいい,正常で体形の小さい場合を除いて病的発育抑制を示す症候群である。
 発育抑制の要因は概念的には素因に基ずく遺伝性抑制と母児間相関の障害による栄養代謝障害に区別されるが,発症病態には複数の因子による加重や発育抑制後の代謝障害,循環不全の悪循環形成に伴う重症化などが関連し,また発症時期や病型によって予後が大きく左右される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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