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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻5号

1988年05月発行

生涯研修セミナー IUGR

胎児計測,超音波診断

著者: 上妻志郎1 岡井崇1 水野正彦1

所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.444 - P.447

文献概要

 胎児の発育を評価する方法は従来より数多く報告されているが,必ずしも満足の得られるものではなかった。その原因の一つは,母体計測などの間接的な情報から胎児の発育を評価しようとするため胎児発育以外の情報が混入しやすいことであった。その点,超音波断層法は胎児の直接的な計測を可能とし,胎児発育を評価する手段として極めて優れている。現在ではIUGRの診断には不可欠な検査法であると言えよう。
 超音波断層法を用いることにより胎児の種々部分を計測することが可能であるが,実際上は計測部位は数か所に限られるため,胎児のどの部分をどのように計測するかが重要な問題である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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