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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻6号

1988年06月発行

特集 Endoscopic Surgery

Overview

Gynecologic Endoscopy—最近の機器

著者: 杉本修1 福田吉彦1

所属機関: 1大阪医科大学産科婦人科学教室

ページ範囲:P.513 - P.518

文献概要

 産婦人科領域における内視鏡診は,その目的となる臓器すなわち子宮,卵巣,卵管の外表を観察するかあるいは内腔を観察するかによりapproachの仕方が異なり,外表を観察するものとして腹腔鏡とクルドスコピーが,内腔を観察するものとして子宮鏡,卵管鏡,羊水鏡,胎児鏡が臨床応用されている。現在の内視鏡は,肉眼で直視しえない部位を観察し診断に利用したいという診断学的な目的から,光学機器,手術機器,麻酔法,消毒法の進歩などにより治療目的として行うsurgical endoscopyへと進歩している。今回,各種産婦人科内視鏡につき,過去から現在までの発達ならびに将来展望について概観したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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