文献詳細
生涯研修セミナー 不妊症
Overview
文献概要
不妊症の最近の動向:EdwardsおよびSteptoeによる第1例の体外受精児誕生以来,本年で満10年となる。この間に精子と卵子に関する手技は飛躍的に進歩し,卵および胚の凍結保存,配偶子卵管内移植(GIFT法),体外受精卵卵管内移植(IVF-ETR)などが実用化されている。またLHRH,FSH,ゲストリノンなどのホルモン製剤が開発され,超音波断層装置,LHなどの簡易測定キットなどの検査が次々に導入されている。今回はこのような新しい研究および技術を紹介し,現時点での有効性,安全性の検討を加えたい。
掲載誌情報