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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻6号

1988年06月発行

臨床メモ

帝王切開術後の感染は手術手技の改善により減少させうる

著者: 貝原学1

所属機関: 1帝京大学市原病院産婦人科

ページ範囲:P.567 - P.567

文献概要

 帝王切開術後の感染は予防的な抗生剤投与を行っても発生することがあり1),産科臨床上大きな問題となっている。術後の感染の発生は手術手技によって大きく左右されることが予想されるが,この点を検索した報告は極めて少ない。
 LyonとRichardson2)は帝王切開術の手術手技の改善が術後の感染の発生を明らかに減少させることを,635例の帝切例の検索から明らかにしている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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