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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻7号

1988年07月発行

雑誌目次

特集 腫瘍免疫療法の試み

婦人科悪性腫瘍に対するTNF療法

著者: 土橋一慶 ,   平田昌二 ,   荒井清

ページ範囲:P.619 - P.624

 Macrophage (Mφ)が炎症の場で主たる働きをし,その結果生体防御がなされるということは,約100年前既にMetchinikoffによって明らかにされた。その後Mφ系細胞は,単なるscavengerとしての働きにとどまらず,免疫系全体の調節に中心的役割を担っていると共に,抗腫瘍の面からもリンパ球とは異なった作用を有していることがわかってきた。その活性化Mφから分泌されるTumor Necrosis Factor (TNF)は,それ自身抗腫瘍作用を有することは明らかであるが,生体内の炎症を調節する作用を有する可能性も指摘されて来ている(図1)1)
 以上の概念を中心として従来より我々は,制癌における腫瘍免疫療法の中心的役割はMφとTNFであると考え,1)内因性にTNFを誘導する療法,2)ヒトrTNF自身を投与する外因性療法,3)両者の組み合わせによるEET (endogenous and exogenous/exogenous and endogenous)療法等を創案し実施応用し,婦人科領域の担癌患者に対する新しいBiological Response Modifier (BRM)療法の可能性について検討して来た。したがって本稿では,我々の臨床応用結果を中心に述べ,婦人科領域担癌患者に対するTNFを中心とした腫瘍免疫療法の有用性と,本療法の展望を含めた今後の問題点について記述する。なお本稿で報告する臨床成績は,我々が主催するTNF群応用研究会(水野伝一会長:帝京大学生物工学研究センター)内に登録された症例を参考にした2)

子宮頸部上皮内腫瘍に対するインターフェロン療法

著者: 岩坂剛 ,   杉森甫

ページ範囲:P.625 - P.630

 インターフェロン(IFN)には抗ウイルス作用のみでなく,抗腫瘍作用もあることがStranderにより報告されて以来1),多くの腫瘍細胞を対象として,実験室内および臨床の場においてこの抗腫瘍作用の検討がなされている。IFNは現在までのところ,その産生方法の違いにより3種類,すなわち,ヒト白血球IFN (IFN-α),ヒト線維芽細胞IFN (IFN-β),および免疫IFN (IFN-γ)が知られている。
 INFの抗腫瘍効果は直接の細胞増殖阻害作用とともに,免疫系の増強効果を介した間接作用の両者の協同作用によってもたらされるといわれている。しかしながらin vivoの実験および臨床治験においてはin vitroで得られた結果から想像されるほどのよい結果が得られないことも事実である2〜4)。この矛盾は抗腫瘍効果が発現するに充分なIFN濃度がin vivoでは得られにくいことに起因していると思われる。この問題はIFNを腫瘍内に直接投与することによって解決されることが実験的に観察されており4),臨床的にも,子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)にIFN—αまたはIFN—βを局所投与することによりよい結果が得られたことが報告されている5,6)

BRM局所投与と局所細胞性免疫能の変動

著者: 白木信一郎 ,   脇田勝次 ,   森秀弘 ,   山田新尚 ,   玉舎輝彦

ページ範囲:P.631 - P.637

 癌に対するエフェクター機構の解明と共に,その免疫学的理論を臨床の場に応用せんとするいわゆる癌免疫療法が注目され,手術療法,放射線療法,化学療法に続く第4の療法として期待を集めるようになってから既に永きに渉っている。しかしその成果は不本意なものと言わざるを得ず,解決すべき問題も多く残されている。
 周知の如く人癌においては,T細胞,マクロファージ,NK細胞,LAK細胞等免疫担当細胞から,さらにはこれらが産生するリンホカインやサイトカィン等まで,その生体防御反応を担う多くの因子が明らかにされてきた。そこで従来からの免疫賦活剤のみでなく,エフェクター細胞やサイトカインその他の免疫調節因子を含めて,宿主における抗腫瘍性を高める物質やその試みを総括してBRM (Biological Response Modifiers)と呼称するようになり,この概念も近年急速に普及してきている。

癌性腹水に対するLAK細胞移入療法

著者: 坂本康紀 ,   古本博孝 ,   鎌田正晴 ,   青野敏博

ページ範囲:P.639 - P.644

 Lymphokine-activated killer cell (LAK細胞)は,リンパ球をInterleukin−2(IL−2)の存在下で培養することにより誘導される細胞障害性細胞で,腫瘍細胞に対しては広汎に細胞障害性を持つが正常細胞には障害性を持たないことから,免疫療法への応用が期待されている。既に多くの基礎的研究が行われ,いくつかの臨床応用も試みられているが,その効果は必ずしも満足できるものではない。その理由の一つとして,病巣局所へ多量のLAK細胞を移入することの困難さが挙げられる。癌性腹膜炎の場合,腹腔内すなわち病巣局所にLAK細胞を移入することが可能であり,高い効果が期待できることから,LAK細胞移入療法の最も良い適応と考えられる。本稿ではLAK療法について概説するとともに癌性腹膜炎に対して治療を行った患者2例を紹介する。

癌治療におけるモノクローナル抗体の応用

著者: 金沢浩二 ,   高橋完明 ,   竹内正七

ページ範囲:P.645 - P.649

 1975年KohlerとMilstein1)によってモノクローナル抗体の作製法が発表されて以来,数多くのモノクローナル抗体がつくられてきた。婦人科腫瘍に関連するモノクローナル抗体だけで少なくとも数10以上報告されており,代表的なものを表2)に示す。モノクローナル抗体は,癌の診断にはすでに用いられているが,治療にはまだほとんど用いられておらず,せいぜいphase I studyの段階にすぎず,特に婦人科癌領域では我々の知る限りイギリスのグループからの報告があるのみである。治療に応用されない理由としては,第1に,癌細胞一つ一つの多様性heterogeneityのため1種類のモノクローナル抗体では癌組織内のすべての癌細胞に反応することができないということである。第2には,例えば漿液性卵巣癌の診断に用いられているOC−125(CA−125キットに使われているモノクローナル抗体名)は診断に有用であるが,子宮内膜症や妊娠でもしばしぼ陽性となることがあるように,表に示したモノクローナル抗体のほとんどが非癌組織あるいは正常組織にも反応することが多いということである。第3の理由としては,これらのモノクローナル抗体はマウス抗体であり,ヒトに投与すると抗マウス免疫グロブリン抗体を産生するということである。抗マウス抗体はモノクローナル抗体が癌細胞に到達するのを阻害する他,アナフィラキシーショックの原因ともなりかねず,反復投与することが不可能なわけである。

Overview

現況と展望

著者: 西谷巌 ,   善積昇

ページ範囲:P.611 - P.617

 担癌生体においては,自己変異細胞ともいえる癌細胞をnot selfとして識別し,排除する宿主の免疫応答機構が機能していると考えられる。この免疫応答機構は,癌細胞の抗原性に対応して誘導される特異的なエフェクター機構と抗原性とは直接関連性のない非特異的なエフェクター機構に大別され,免疫担当細胞およびサイトカインなどの液性因子の相互作用によって複雑なネットワークを形成している(図1)。
 癌の免疫療法は,このような担癌生体における宿主の免疫応答能を増強することによって治療効果を上げようとする試みである。

グラフ 不妊症

I.卵胞径計測法

著者: 斉藤英和 ,   佐藤文彦 ,   平山寿雄 ,   斉藤隆和 ,   広井正彦

ページ範囲:P.596 - P.599

 卵胞直径のモニターは不妊症,特に体外受精・胚移植の卵胞発育モニターには必須のものとなっている。我々は現在経腟プローベを用いて体外受精の卵胞測定をしている。経腟モニターは経腹モニターに比較して膀胱を充満する手間がいらず,また卵胞も明確に描出される点がすぐれている。
 月経開始後卵胞発育刺激を行う前に経腟プローベにて卵巣の状態を検査している。時々黄体化した嚢胞を認めることがある。この時は卵胞の発育刺激をしても卵胞の反応が遅いことが多かったり,正常卵胞の発育と間違える可能性があり,その月経周期には卵胞刺激はせずに,次の周期に再度卵巣の状態を検査し嚢胞が消失していれば卵胞刺激を行う。また傍卵巣嚢胞,卵管水腫(図1),チョコレート嚢胞(図2)等の水様性腫瘤の存在の有無を確認しておくと,排卵日近くになって卵胞の発育をモニターする際に卵胞と間違うことが少ない。

総説

子宮内膜症と腹腔マクロファージ

著者: 藤崎俊一 ,   宮村伸一 ,   松浦講平 ,   岡村均

ページ範囲:P.601 - P.609

 性管を上行性に侵入する微生物や精子,また逆流月経や排卵によって散布される赤血球や変性細胞のほかに,異所性の子宮内膜組織の存在が刺激となって恒常的な活性亢進状態を示す腹腔マクロファージ(Mφ)と,骨盤腔に好発する子宮内膜症の原因や随伴する病態との因果関係についての知見が急速に集積されつつある。これらの知見は,活性が異常に亢進したMφの作用によって成立する不妊症の存在を示唆し,その機序として,胎芽発生の初期過程に精子,卵子ないし受精卵,および内性器に発現する現象が,活性化マクロファージの直接的なあるいは液性因子を介する間接的な作用によって障害され,着床前に妊孕性が失われることが示されている。

トピックス

妊娠・分娩による体重の変化

著者: 広井正彦

ページ範囲:P.609 - P.609

 すでに1949年Sheldonら1)が子供を生んだあとの婦人に体重の異常に増加する例があることを指摘しており,この事実は現在でもいえることであるが,その詳細についてはなお不明である。
 この出産後の肥満について,必ずしも長期的に観察したデータは少なく,未婚時代に激しく体重を制限してきたのに,産後は理想的体重に関する関心も減少し,だんだんと社会経済的にも恵まれてくるようになり,食物の過剰摂取の割合に比して運動不足などをきたして起こるものと一般には考えられている。

生涯研修セミナー 子宮筋腫

病因

著者: 岡田弘二 ,   山本宝

ページ範囲:P.650 - P.654

 子宮筋腫は女性生殖器に発生する腫瘍の中で最も多く,臨床上われわれが最もよく遭遇する良性腫瘍である。この腫瘍は30代以降の性成熟期の女性に好発し,教室の統計によると,その頻度は全年齢層の担筋腫患者の77%に相当し,外来で筋腫と診断された患者数は総婦人科患者数の8.3%と高い割合を占めている1)
 このように頻度が高くポピュラーな筋腫ではあるが,子宮さえ摘出すれば症状が消失することにより,その病因等の検索については従来より統計的処理に委ねられることが多く,一般的な概念のみで説明されることが多かったように思われる。しかし,不妊,流産の合併も高く,担筋腫患者に対する新しいホルモン療法の試み2)も行われようとしている昨今,筋腫の病因についてあらためて整理し,理解しておくことは必要である。

診断

著者: 北尾学 ,   秦利之 ,   秦幸吉

ページ範囲:P.655 - P.663

 子宮筋腫は産婦人科領域における日常診療の中で最も遭遇する機会の多い腫瘍であり,その発生頻度は35歳以上の女性の20%1)あるいは40%2)とも言われている。子宮筋腫の症候としては,出血,疼痛,圧迫症状,腫瘤感,帯下,貧血などがあげられるが3),無症状で経過することもしばしばである。その診断に関しては,上記にあげた臨床症状ならびに内診所見,さらには粘膜下筋腫にはhystero—salpingography所見を総合すれば比較的容易であるが,肥満,腹壁の手術瘢痕,癒着などにより,卵巣腫瘍など他の婦人科疾患との鑑別が困難となる場合も往々にして認められる。そこで,補助的診断法としての画像診断法を活用すれば,その診断能力は飛躍的に向上してくる。子宮筋腫の画像診断としてのfirst stepは超音波断層法であり,子宮の腫大の程度,筋腫結節の数と発生部位の診断,卵巣腫瘍などのほかの疾患との鑑別などに非常に有効である4)。子宮筋腫の診断においてCTはfirst choiceとなる検査法ではない5)。しかしながら,子宮筋腫はその発生部位や種々の二次的変化によって,超音波断層法でも多彩な所見を呈し,充実性卵巣腫瘍などとの鑑別が問題となる場合も少なくなく,そのような症例に対しては鑑別のためCT検査を行うべきである5)。本稿では子宮筋腫の診断のための超音波断層法およびCT検査を中心にして述べることにする。

保存手術と妊娠・分娩

著者: 伊藤博之

ページ範囲:P.664 - P.669

 子宮筋腫に対する根治療法としては一般に子宮全摘出術が行われている。しかし妊娠分娩を強く希望する場合や若年の未婚婦人で,子宮摘出後の無月経や子宮喪失感による精神的ダメージが考えられるような場合には,保存手術として筋腫核出術(Myomectomy)が適用される。この手術の歴史は古く,1842年にAmusstaが有茎子宮筋腫を切除したことに始まる1)。近年,世界的にも子宮全摘出術の数が著増し,その適応をめぐって議論されつつあり2),改めて核出術の意義が見直されている。本手術の目的は子宮を温存することにより生殖能力を維持させ,妊娠・分娩を可能ならしめることである。したがって本手術は子宮筋腫に対する治療であると同時に不妊症や流産の治療でもあるといえる。本稿では筋腫核出術の適応と禁忌,術前術後の留意点,術式のポイント,妊娠中の核出術ならびに核出術後の妊娠・分娩の成績などにつき解説する。

腹式単純子宮全摘術のコツ

著者: 関場香 ,   江口勝人 ,   林耀庭

ページ範囲:P.670 - P.675

 子宮筋腫は婦人科外来を訪れる患者の5〜10%を占め,また剖検例では30歳以上の婦人の約20%に認められると言われており,最も頻度の高い良性腫瘍であり,婦人科領域における代表的な疾患の一つである。子宮筋腫は良性ではあるが腫瘍であるため,その発生部位,大きさによっては,妊孕性の障害,つまり不妊,流早産の原因となる一方,月経の異常や尿路障害あるいは壊死,感染などの続発性変化が発生し,様々な障害を来して,患者の健康を損ねる結果となる。子宮筋腫の治療は外科療法が主であるが,年齢,挙児希望の有無,症状などにより,症例に応じて,術式を決定することが重要である。本稿では子宮筋腫において,腹式単純子宮全摘術の適応とその術式について述べることとする。

腟式単純子宮全摘術のコツ

著者: 石原実 ,   浅井光興

ページ範囲:P.676 - P.679

 腟式単純子宮摘出術には多数の利点がある反面,術野が狭いという大きな欠点がある。このため症例を選択することが最も重要である。無理をして腟式手術を行えば最大の利点である侵襲が少ないということを失う恐れがあり,決して無理をしてはならない。術式については確実な結紮が最も重要であり,これにつきるといっても過言ではない。本稿では概説したのみであり,優れた手術書が多くあるので,それを精読していただきたい。

薬物療法の試み

著者: 堀口正之 ,   佐藤信二 ,   和田裕一 ,   矢嶋聰

ページ範囲:P.680 - P.683

 子宮筋腫の治療法は従来から手術療法が主体であり,薬物療法は筋腫に伴う諸症状に対して行われてきたにすぎない。つまり,過多月経に対しては止血剤,エストロゲン,プロゲステロンの合剤療法が行われ,また,貧血には,鉄剤投与,月経困難症には各種鎮痛剤,鎮痙剤の投与がいずれも対症療法としておこなわれてきたのが現状である。
 近年外性子宮内膜症の治療法として確立されたダナゾールによる偽閉経療法を子宮内膜症または腺筋症を伴った子宮筋腫に応用した報告がなされており,諸家によってその効果判定も差異はあるが注日に値する。また,1979年の第30回日本東洋医学会総会で佐藤1)により漢方療法で子宮筋腫が治ったと報告されて以来,これもまた諸家により検討がなされている.以下,ダナゾールと漢方療法による子宮筋腫治療について文献的に考察してみたい。

症例

卵巣腫瘍を伴った子宮頸部adenoma malignumの1例

著者: 楠山洋司 ,   吉田恵 ,   細道太郎

ページ範囲:P.685 - P.687

 卵巣benign serous cystadenomaを伴った子宮頸部adenoma malignumの1例を報告する。患者は46歳,無月経にて来院。子宮頸部擦過細胞診はクラスⅢ(異型の弱い腺細胞)であった。子宮筋腫と右卵巣腫瘍の診断にて子宮および右附属器切除術を施行した。術後組織診断は,子宮頸部adcnoma rnalignum (Stage Ib),子宮腺筋症および右卵巣benign serous cystadenomaであった。患者は,術後約5年の現在再発もなく外来通院中である。子宮頸部adenoma malignumと卵巣腫瘍の合併につき,考察を行った。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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69巻6号(2015年6月発行)

今月の臨床 産婦人科医必読─乳がん予防と検診Up to date

69巻5号(2015年5月発行)

今月の臨床 月経異常・不妊症の診断力を磨く

69巻4号(2015年4月発行)

増刊号 妊婦健診のすべて─週数別・大事なことを見逃さないためのチェックポイント

69巻3号(2015年4月発行)

今月の臨床 早産の予知・予防の新たな展開

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今月の臨床 総合診療における産婦人科医の役割─あらゆるライフステージにある女性へのヘルスケア

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今月の臨床 ゲノム時代の婦人科がん診療を展望する─がんの個性に応じたpersonalizationへの道

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