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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻7号

1988年07月発行

トピックス

妊娠・分娩による体重の変化

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学医学部産婦人科

ページ範囲:P.609 - P.609

文献概要

 すでに1949年Sheldonら1)が子供を生んだあとの婦人に体重の異常に増加する例があることを指摘しており,この事実は現在でもいえることであるが,その詳細についてはなお不明である。
 この出産後の肥満について,必ずしも長期的に観察したデータは少なく,未婚時代に激しく体重を制限してきたのに,産後は理想的体重に関する関心も減少し,だんだんと社会経済的にも恵まれてくるようになり,食物の過剰摂取の割合に比して運動不足などをきたして起こるものと一般には考えられている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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