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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻8号

1988年08月発行

生涯研修セミナー 妊娠中毒症

重症例の長期予後

著者: 飯沼博朗1 甲藤一男1 北村文明1

所属機関: 1信州大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.761 - P.765

文献概要

 人生80年の時代を迎えて成人病に対する関心が高まっている。妊娠中毒症(以下中毒症)は,child bearing世代の問題であるが,浮腫・蛋白尿および高血圧を三主徴とするこの症候群は,心・血管系あるいは腎が何らかの意味で関与することはほぼ確実である。
 その意味から,女性一生の健康状態としての長期予後が問題となる。この問題を少しでも明らかにするためには,長期follow upを行う以外に方法はない。信大では昭和50年よりfollow up外来を設置して来たので,その重症例についての検討成績を中心に,長期予後について略述する1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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