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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻9号

1988年09月発行

特集 手術療法の進歩

新手技の導入

超音波外科用吸引装置

著者: 桑原慶紀1

所属機関: 1東京大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.829 - P.831

文献概要

 超音波外科用吸引装置は超音波周波数で振動するTipを組織に当て,それを細分・乳化し,術野に流出する生理食塩水と共に吸引除去する装置であり,最近では多くの施設に設置されるようになってきた。本装置はUltra-sonic surgical aspirator,Ultrasonic Knife,Ultrasonically Powered instrument,(ultrasonic scapelなど種々の呼称があり,日本語では超音波メスとか超音波(外科用)吸引装置,超音波手術器などと呼ばれている。最初に開発されたのがCUSA (Cavitron Ultrasonic Surgical Aspi-rator,米国クーパーレーザーソニックス社製)で,国産の装置としては超音波手術器ソノップ(アロカ社製)などがある。本稿では筆者がこれまで使用してきたCUSAを中心として述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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