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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科42巻9号

1988年09月発行

文献概要

生涯研修セミナー PCO

治療法

著者: 中村幸雄1 吉田圭子1 生方良延1 山田春彦1 南野智徳1

所属機関: 1杏林大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.851 - P.855

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 PCOの治療法としてclomiphene無効例に対しては従来楔状切除が行われてきたが,現在われわれはhMGの律動的皮下投与法を行っている。bromocriptine療法も最近注目されているが周期別排卵率は必ずしも良くない。LHRHの律動的投与法も当初有効との報告もみられたが,われわれは10例に試みて1例も排卵をみていない。最近話題のpure FSHも試みているが,OHSSの発生が必ずしも低くなく,さらに検討を要すると思われる。以下われわれの経験を中心にPCOの治療について述べてみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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