文献詳細
特集 高感度ホルモン測定法と臨床応用
LH,FSHのIRMA法による測定と臨床応用
著者: 苛原稔1 安井敏之1 漆川敬治1 植田敏弘1 兼松豊和1 東敬次郎1 青野敏博1
所属機関: 1徳島大学医学部産科婦人科学教室
ページ範囲:P.921 - P.929
文献概要
従来,わが国において血中LH,FSHの測定に繁用されて来たのは,二抗体法を利用したラジオイムノアッセイ(RIA)であるが6,7),最近の免疫学的測定法の進歩,特にイムノラジオメトリックアッセイ(Immunora diometric assay,IRMA)の導入8,9,10)とモノクローナル抗体産生技術の確立により,従来のRIAと比較して,測定感度,特異性,簡便性,迅速性に優れた測定法が開発され,わが国においてもIRMA系の測定法が利用可能になってきた。
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