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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科43巻11号

1989年11月発行

トピックス

前回帝王切開分娩で今回双胎妊娠の分娩にはどうするか

著者: 広井正彦1

所属機関: 1山形大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.1077 - P.1077

文献概要

 以前に帝王切開の既往のある妊娠には,帝王切開にふみきることをルーチンにしている医師も多い。しかし,母体にとってみれば経腟分娩の方が障害も少なく理想的であるが,子宮破裂の際には母体を救いようもないことから,経腟分娩に躊躇する。ましてや今回の妊娠が双胎であればなおさらである。
 そこでStrongら1)は以前に少なくとも1回以上帝王切開術を受け今回の妊娠が双胎である62例(全分娩6,250例の1%に相当)につき調査したが,このうち記載の明確な56例について分析検討した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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