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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科43巻12号

1989年12月発行

文献概要

特集 治療最新のトピックス 腫瘍

外陰癌根治術後の形成術

著者: 光田信明1 谷澤修1

所属機関: 1大阪大学医学部産婦人科教室

ページ範囲:P.1182 - P.1183

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Ⅰ.概念
 外陰癌根治手術は広汎性外陰切除術,リンパ節郭清術,骨盤内臓器摘出術(前方,後方,全)の組み合わせをもって施行される。手術療法の効果は大きいものがあるが,術後合併症も他の婦人科手術に比べて格段に大きい。その最も大きなものは,広範囲な皮膚欠損のために起こる感染,創部壊死(58〜100%)である。この合併症を防止するために種々の死腔への補填,外陰形成術が考案されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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