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特集 治療最新のトピックス 腫瘍
外陰癌根治術後の形成術
著者: 光田信明1 谷澤修1
所属機関: 1大阪大学医学部産婦人科教室
ページ範囲:P.1182 - P.1183
文献購入ページに移動Ⅰ.概念
外陰癌根治手術は広汎性外陰切除術,リンパ節郭清術,骨盤内臓器摘出術(前方,後方,全)の組み合わせをもって施行される。手術療法の効果は大きいものがあるが,術後合併症も他の婦人科手術に比べて格段に大きい。その最も大きなものは,広範囲な皮膚欠損のために起こる感染,創部壊死(58〜100%)である。この合併症を防止するために種々の死腔への補填,外陰形成術が考案されている。
外陰癌根治手術は広汎性外陰切除術,リンパ節郭清術,骨盤内臓器摘出術(前方,後方,全)の組み合わせをもって施行される。手術療法の効果は大きいものがあるが,術後合併症も他の婦人科手術に比べて格段に大きい。その最も大きなものは,広範囲な皮膚欠損のために起こる感染,創部壊死(58〜100%)である。この合併症を防止するために種々の死腔への補填,外陰形成術が考案されている。
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