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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科43巻2号

1989年02月発行

臨床研修セミナー 流産

習慣性流産の診断

免疫学的診断

著者: 長谷川功1 竹内正七1

所属機関: 1新潟大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.176 - P.180

文献概要

 自然流産は,臨床的に診断された妊娠の約10〜15%に起こるとされているが,その多くは散発的なものであり,染色体異常や遺伝子レベルの異常など,胎芽(児)自身に原因が求められることが多い。
 これに対して3回以上の連続する自然流産を反復する習慣性流産(習流)においては,胎芽(児)の異常の頻度は少ないとされ,これをとりまく環境の異常,特に免疫学的機序により流産を反復するケースが多数を占めることが指摘されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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