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グラフ 生殖生理と走査電顕
IV. 子宮内膜の周期性変化
著者: 椹木勇1 神谷敬雄1 渋谷嘉之1 竹口尚道1 岡村芳郎1 岡本薫1
所属機関: 1関西医科大学産科学婦人科学教室
ページ範囲:P.308 - P.309
文献購入ページに移動この人子宮内膜を超微形態学的にみると,その被覆上皮を構成する細胞には線毛の有無により線毛細胞と無線毛細胞とがある。線毛細胞はその表面に多数の線毛が密在している。増殖期にはエストロゲンによりciliogenesisが活発となり,線毛細胞の数が増すが,分泌期には減数するとされている(Mastersonら,1975)。しかし,その月経周期における役割や変化はなお十分明らかにされていない。
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