文献詳細
臨床研修セミナー 婦人と栄養
文献概要
神経性食思不振症Anorexia nervosaは1874年にGull1)によって一つの疾患単位として提唱されたもので,30歳以下の女性に多発し,食思の不振ないし拒食,嘔吐などのため高度のるい痩と無月経に陥り,かつこれらの症状が3カ月以上持続することが特徴である。
本症の原因は精神的なものが主体となり,二次的にはるい痩により各種の内分泌機能異常が招来され,性機能障害のほか内臓機能の低下が起こる。
本症の原因は精神的なものが主体となり,二次的にはるい痩により各種の内分泌機能異常が招来され,性機能障害のほか内臓機能の低下が起こる。
掲載誌情報