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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科43巻8号

1989年08月発行

臨床研修セミナー 婦人と栄養

Anorexia nervosa

著者: 青野敏博1 漆川敬治1

所属機関: 1徳島大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.768 - P.773

文献概要

 神経性食思不振症Anorexia nervosaは1874年にGull1)によって一つの疾患単位として提唱されたもので,30歳以下の女性に多発し,食思の不振ないし拒食,嘔吐などのため高度のるい痩と無月経に陥り,かつこれらの症状が3カ月以上持続することが特徴である。
 本症の原因は精神的なものが主体となり,二次的にはるい痩により各種の内分泌機能異常が招来され,性機能障害のほか内臓機能の低下が起こる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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