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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科43巻9号

1989年09月発行

特集 Challenging complicationsと分娩のタイミング

3胎以上の多胎妊娠

著者: 池ノ上克1

所属機関: 1鹿児島市立病院周産期医療センター

ページ範囲:P.861 - P.863

文献概要

 最近では,不妊症治療の進歩に伴い,排卵誘発や体外授精が以前にもましておこなわれるようになり,それにともなう多胎児の妊娠分娩が増加の傾向にある。
 双胎妊娠は母児双方にとってリスクのたかい産科合併症であることはよく知られている。まして3胎以上の妊娠になればその危険性はますます高い。特に,胎児には早産や胎内発育遅延を代表とする様々な危険因子が待ち受けており,その周産期管理は未だ議論の多いところである(表1)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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