文献詳細
特集 Challenging complicationsと分娩のタイミング
文献概要
最近では,不妊症治療の進歩に伴い,排卵誘発や体外授精が以前にもましておこなわれるようになり,それにともなう多胎児の妊娠分娩が増加の傾向にある。
双胎妊娠は母児双方にとってリスクのたかい産科合併症であることはよく知られている。まして3胎以上の妊娠になればその危険性はますます高い。特に,胎児には早産や胎内発育遅延を代表とする様々な危険因子が待ち受けており,その周産期管理は未だ議論の多いところである(表1)。
双胎妊娠は母児双方にとってリスクのたかい産科合併症であることはよく知られている。まして3胎以上の妊娠になればその危険性はますます高い。特に,胎児には早産や胎内発育遅延を代表とする様々な危険因子が待ち受けており,その周産期管理は未だ議論の多いところである(表1)。
掲載誌情報