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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻1号

1990年01月発行

症例

子宮頚部CISに合併した頚部transitional cell inverted papilloma様ポリープの1例

著者: 楠山洋司1 射手矢巌1 細道太郎2 馬渕義也2 横田栄夫2

所属機関: 1和歌山医科大学第二病理学教室 2和歌山労災病院産婦人科

ページ範囲:P.105 - P.107

文献概要

 子宮頸部CISに合併した興味ある組織像を示した頸部ポリープの1例を報告する。
 66歳女性が不正出血のため受診,子宮頸部にほぼ全周性に通常のCIS病変と有茎性ポリープを認めた。後者はCISと連続性はなく,組織学的にtransitional cell inverted papi—lloma様変化を示した。
 本例は子宮摘出後3年経過するも再発はなく,組織像からも悪性度は極めて低い腫瘍と考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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