文献詳細
臨床研修セミナー 手術手技
VI.子宮形成手術 子宮頸管の手術療法
文献概要
頸管無力症に対する頸管縫縮術の術式は,以下の二つに大別される。すなわち,①子宮頸部の脆弱組織部分を切除し,頸部の整形・強化を計るのがLash法(1950)1)やBaden法(1960)2)であり,一方これと異なって,②子宮頸部に輪状縫合を施して頸管の開大阻止を計る方法が,Shirodkar法(1955)3)やこのMcDonald法(1957)4)である。
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