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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻10号

1990年10月発行

臨床研修セミナー 外来診療指針

II.不妊外来

―卵管外来―通気・通水法

著者: 関守利1 土屋清志1 伊藤理廣1 竹内巧1 伊藤郁朗1 篠崎博光1 伊吹令人1 五十嵐正雄1

所属機関: 1群馬大学医学部産科婦人科

ページ範囲:P.907 - P.911

文献概要

 外来に妊娠を希望して訪れる不妊症患者では卵管性不妊がいちばん多い。したがって,卵管疎通性検査は欠くことのできない重要な検査である。外来における卵管通過性検査法としては,主に子宮卵管造影法(Hysterosalpingography以下HSGと略),通気法,通水法の3方法がある。
 女性不妊症の外来検査における卵管と子宮内腔の情報も得られるHSGの価値は大きい。それに対して通気法,通水法は診断の確実性に欠ける点から,その意義については問題視されてきた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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