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雑誌目次

雑誌文献

臨床婦人科産科44巻11号

1990年11月発行

雑誌目次

特集 卵巣腫瘍の組織発生

[Overview]卵巣腫瘍の組織発生—実験病理と臨床病理の立場から

著者: 薬師寺道明 ,   西田敬

ページ範囲:P.953 - P.960

 悪性卵巣腫瘍の組織発生を究明することは,単に学問的に興味深いだけでなく臨床的にも極めて意義深いと考えられる。何故なら腫瘍の発生過程を真に理解することはその進展形式や好発転移部位の推測は勿論,抗癌療法に対する感受性の予測をも可能とし,治療方針の決定に際して手術療法や術後療法選択の理論的根拠の一つとなり得るからである。更には悪性腫瘍の発生起点に対する洞察は癌の予防法の確立といった将来的なテーマにまでつながる重要かつ魅力的な課題といえよう。
 本稿では悪性卵巣腫瘍の組織発生について臨床病理学的事項と実験病理学的事項に分けて概説を試みたい。

Topics

上皮性卵巣腫瘍の組織発生を中心に—超微形態の面から

著者: 橋本正淑 ,   工藤隆一 ,   早川修

ページ範囲:P.961 - P.967

 卵巣は胎生学的,解剖学的さらに機能的にも複雑な組織であることから多種多様な腫瘍の発生母地となっている。卵巣腫瘍の組織分類は組織発生の概念も基盤として考慮され,組織分類は予後の評価,治療法を決定するうえで重要である。組織発生に関する形態学的検討方法には光顕レベルでは初期癌の局在部位について検討する方法,腫瘍の組織化学的検討や免疫組織化学的検討を行い,腫瘍に存在する特徴から組織発生を想定する方法がある。また超微形態学的には腫瘍細胞の中に認められる特徴的な超微形態学的所見と類似した所見が正常あるいは胎生期の組織に認められるかどうかを検討して,その組織発生について考察する方法である。すなわち腫瘍化しても正常組織に存在するある種の特徴の存在から組織発生を想定する方法といえる。
 本稿では超微形態学的に卵巣腫瘍の組織発生について我々の考えを述べるが,上皮性卵巣腫瘍には多くの組織型があるため,それらのすべての組織発生について述べることは紙面の関係で不可能である。そこで上皮性腫瘍の大部分を占めるserous cystic tumor,mucinous cystic tumorの組織発生を中心に述べる。

卵巣上皮性腫瘍の組織発生について—中腎説の立場から

著者: 佐藤正仁

ページ範囲:P.969 - P.977

 既に筆者は性腺の上皮性成分は基本的には中腎由来であり,それに基づいて卵巣上皮性腫瘍の組織発生は中腎系組織であることを報告した(Satoh,1982;1985a;1989)。中腎系組織には,卵胞細胞・卵胞細索細胞・原始性索細胞・索状構造細胞・中腎糸球体・中腎細管・中腎管・中腎管から発生する後腎・尿管・膀胱の一部があり,中腎系組織の上皮には,漿液性上皮や粘液性上皮,淡明な細胞質を持つ上皮が存在することを報告した。さらに卵巣明細胞腫瘍(clear cell tumor)や卵巣parvilocular tumor,卵巣ブレンナー腫瘍,Scullyによる“germ cell sex cord tumor,unclassified”に分類されている腫瘍の一部には中腎器官を組織発生とするものが存在することを報告した(Satoh,1984,1985b,1987)。そこで今回はヒト性腺の発生および卵巣腫瘍の組織発生学的分類“中腎説”について著者の知見を述べ,これに基づいて卵巣上皮性腫瘍の組織発生学的分類について考察したので報告する。

Germ cell tumourの組織発生

著者: 佐々木寛 ,   寺島芳輝

ページ範囲:P.978 - P.982

 胚細胞腫瘍とは“胚細胞から発生した”と考えられる腫瘍群であり,原始生殖細胞から成熟した胚細胞になるまでのすべての時期に発生した腫瘍の総称である。このため卵巣胚細胞腫瘍の組織発生を理解するうえで,ヒトの受精卵の発生形態変化を把握することは,胚細胞腫瘍の分化度をとらえる上で極めて有用と考えられる。また,日本産科婦人科学会・日本病理学会共編の卵巣腫瘍新分類における胚細胞腫瘍の組織分類を理解するためには,ヒト受精卵の発生と対比することが近道と思われる。そこで本稿ではヒト受精卵の発生分化と比較しつつ論ずるものである。

臨床研修セミナー 手術手技 VII.外陰癌の手術

広汎外陰摘出術

著者: 山片重房

ページ範囲:P.984 - P.990

Ⅰ.外陰癌手術術式の変遷
 外陰癌の手術には凡そ80年にわたる長い歴史があり,その間多くの人々の手を経て術式の改善が行われてきた。そのため外陰摘出術にはそれぞれの発表者名がつけられている。とくにわが国ではさまざまな人名を冠した術式が異なる人々によって紹介されており,よく似た術式が,わずかな皮切法の違いによって,いろいろな名称で呼ばれているようである。
 そもそも外陰癌の手術は,Basset(1912)が局所の広汎な切除に加えて鼠径リンパ節の郭清が必要であることを記述して以来,手術野を拡大する方向へと進められてきた。外陰切除と鼠径リンパ節郭清とを別の皮切によって行う術式を確立したのはKehrer(1918)である(図1A)。郭清部位の拡大を図って,左右の鼠径部の皮切を恥骨結合部で連結し,これに外陰切除のための皮切を連続させた結果,鼠径部と外陰部とが一塊となって切除されるようになったのがRupprecht(1912)の術式である(図1B)。皮切法の違いがあっても,両者ともに手術範囲は外陰と鼠径部にとどまっている。

外陰癌のリンパ郭清

著者: 塚本直樹

ページ範囲:P.991 - P.996

 外陰癌は婦人性器癌の3〜5%と比較的稀な疾患であるが,近年その増加傾向が指摘されている。わが国における全国的な統計報告によると,本症の平均年齢は61歳で,臨床進行期(FIGO)はⅡ期が最も多く,組織型は扁平上皮癌が88%であった。わが国の外陰癌の治療は放射線が主役を演じているが,治療成績は手術療法が放射線療法よりやや優位であると述べられている1)
 欧米においては,本症の治療は手術療法が主であり,通常radical vulvectomy(広汎性外陰摘出術)と両側のgroin dissection(鼠径リンパ節郭清)が行われている。外陰癌のリンパ節転移頻度は比較的高く,全症例では約30%に鼠径リンパ節への転移がみられ,そのうち約20%は骨盤リンパ節へも転移している。リンパ節転移が陰性であれば約90%が5年生存しているが,陽性であれば5生率は約30%にすぎない2)。したがって,外陰癌の手術に際してリンパ節郭清は非常に重要な手術操作である。

外陰癌手術時の形成手術—薄筋皮弁法を中心に

著者: 安田允

ページ範囲:P.998 - P.1003

 外陰癌は高齢者に多く発生し,手術療法が最も有効で,放射線療法や化学療法は補助的なものとされている。外陰癌に対する根治手術の予後は良好で,外陰の広汎な切除と所属リンパ節の郭清が基本手術となる。
 根治手術を行うとき病巣部の切除範囲は重要で,切除範囲が不十分であると,術後に切除縁に孤立した再発を起こすことがあるため,再発を防ぐ意味からも周囲の健常組織までの広い切除を必要とする。またリンパ節転移の頻度が高いので,所属リンパ節の郭清が必要不可欠であるとともに,腫瘍が片側にあっても反対側にも転移をきたすことも多く,両側の郭清を必要とする。

外来診療指針 III.癌検診外来

子宮頸癌の細胞診・組織診

著者: 上田外幸

ページ範囲:P.1005 - P.1009

 子宮頸癌の組織分類には国際的にはWHO(世界保健機溝)分類1)が用いられているが,最近これが改正される機運にある。わが国では現在「子宮頸癌取扱い規約」2)によって,組織分類とその診断基準が示されている。細胞診像については多くの優れた成書や論文が発表されている3〜7)が,前記取扱い規約に対応したものは作られていない。
 子宮頸癌細胞診の判定にはPapanicolaou分類が用いられていたが,細胞診断学の進歩によって腫瘍細胞のみならず,同時に出現する諸成分を考慮に入れて,組織像の推定診断が行われるようになり,最近Bethesda Systemとして診断記載法の統一化が提示されている。わが国では陰性,疑陽性,陽性の3段階分類および推定組織分類と対応させた5段階分類の用いられることが多い。日本母性保護医協会による日母分類8)は子宮頸部細胞診に限って用いる目的で作られたものである(表1)。

コルポスコピーを軸とする子宮頸癌検診—特に存在診断と総合的性状診断について

著者: 岸恭也

ページ範囲:P.1011 - P.1015

 子宮頸癌の確定診断は組織診断であるのは言うまでもないが,病理医が責任をもってくれるのは生検の小さい地点のみであり,それ以外の全領域については婦人科医が診断の責任を持たなければならない。最近は集団あるいは個別の検診が普及し,初期癌および異形成の症例が多く発見されるようになったので,スクリーニングに続く頸癌検診は婦人科医によるコルポスコピーが軸となって,詳細かつ系統的に進められなければならない。

子宮体癌検診の実際とそのチェックポイント

著者: 西谷巌 ,   井筒俊彦 ,   吉崎陽

ページ範囲:P.1018 - P.1021

 近年,子宮体癌は著しく増加していることから,昭和62年度より,老人保健法(老健法)による子宮体癌検診が実施されている。
 とくに,高危険群(ハイリスクグループ)の設定によって,これまで罹患率が子宮頸癌のおよそ1/10と考えられていた子宮体癌は,検診による発見率が,ほぼ子宮頸癌と同率となり,子宮体癌検診には,未だ多くの問題点が残されている1)。そこで,子宮体癌検診について実施方法といくつかの問題点について述べたいと思う。

卵巣癌のスクリーニング

著者: 稲葉憲之 ,   深沢一雄 ,   山口治見 ,   高見澤裕吉

ページ範囲:P.1022 - P.1026

 婦人科悪性腫瘍の中でleading cause of deathと言われる卵巣癌は近年増加傾向にある。また骨盤内に位置しているため初期においては無症状に経過するsilent tumorとして早期診断が比較的困難とされており,そのスクリーニング法の確立が待たれる。
 以下に現在当科で行っている卵巣癌スクリーニングのための外来診療指針について述べる。

症例

Wilson病合併妊娠の1症例

著者: 軽部彰宏 ,   樋口誠一 ,   松浦亨 ,   早川正明 ,   大友公一 ,   後藤薫 ,   平野秀人 ,   真木正博 ,   望月修

ページ範囲:P.1027 - P.1032

 銅代謝異常であるWilson病は,常染色体劣性の遺伝性疾患であり,錐体外路症状,Kayser-Fleisher角膜輪,肝硬変を3主徴とする。キレート剤であるD—ペニシラミンの長期投与により予後は改善し,それに伴い,Wilson病患者の妊娠,分娩例が報告されてきている。今回我々は小学生時にWilson病を発症し,その後D一ペニシラミンを長期服用し,妊娠,分娩に至った症例を症験した。患者は,25歳,O妊O産,両親は血族結婚で,家系内にWilson病の発症を認めた。肝硬変と続発性脾機能亢進による血小板減少および食道静脈瘤を合併したが,妊娠中にその増悪はなかった。分娩前の食道内視鏡で,食道静脈瘤破裂の危険は少ないと考えられ,経腟分娩の方針とした。妊娠39週で自然分娩し,母児ともに経過は順調であった。本論文では,症例の報告とともに若干の文献的考察を行った。

薬の臨床

婦人科手術術後の肝機能異常の予防に対するアデラビン9号の臨床的検討

著者: 苛原稔 ,   山野修司 ,   平野浩紀 ,   名護可容 ,   横山裕司 ,   青野敏博

ページ範囲:P.1033 - P.1038

 術後肝機能障害予防に対するアデラビン9号の有用性を,比較的長時間の婦人科手術例を対象に検討した。対象は子宮癌などで開腹手術を施行した96例であり,内訳は,術後にアデラビン9号を投与したアデラビン群45例および対照群51例であった。アデラビン9号の投与は,原則として手術当日より7日間,1回1アンブルずつ1日2回点滴静注した。両群を比較検討すると,背景因子には差がなかったが,肝トランスアミナーゼ測定値の術後経過では,GOT,GPTともにアデラビン群で有意に低く推移した。さらに各時期別,疾患別,術式別,手術時間別,輸血の有無別,麻酔剤別のGOT,GPTの異常値発生率の検討では,いずれにおいてもアデラビン群が少ない傾向が認められた。特に各時期別の成績の比較では手術7日後で有意(p<0.05)にアデラビン群で異常値発生率が低く,また輸血無の場合にもやはり有意(p<0.05)にアデラビン群が低かった。さらに,アデラビン群ではGOTあるいはGPTが100IU/lを越える異常高値例が1例もなく,対照群では約10%認められたことから,術後肝機能障害予防に対するアデラビン9号の有効性が認められた。一方,アデラビン9号の投与による副作用症状は認められず,アデラビン9号は安全性の上で問題ないと考えられた。以上の成績より,アデラビン9号は婦人科領域の術後肝機能障害予防薬として極めて有用であることが再確認された。

基本情報

臨床婦人科産科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1294

印刷版ISSN 0386-9865

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